「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年09月20日

昨日の座長と作家45






「『冬の旅』と台風」

作家「フェイスブックの方で、『冬の旅』の歌詞化やってるでしょ」
座長「うん。見てるよ」
作家「あれで、気分がすっかりおかしくなっちゃって」
座長「どういうこと?」
作家「暗いんだよね。とてつもなく」
座長「そりゃそうでしょ、そういう作品なんだから」
作家「こちらの創作を入れていったら、少しはマシになるかとおもってたんだけど、そんなもんじゃなかった」

座長「よっぽどよね」
作家「なんで、こんな暗い詩を書いたのか、そもそもわからんし、しかも、こんな詩に、なんでさらに暗い音楽をつけたのか、さっぱりわからん」

座長「しかも、24曲」
作家「なんのため、って思うよ」
座長「ドイツ人って好きよね、そういう内面的な暗いもの」
作家「程があるよ。こんなの演奏会でやるわけにもいかないし、どうしたもんか」

座長「それより、台風来てるよ」
作家「台風なんて、僕みたいな九州人にとっては風物詩だよ。むしろ血湧き肉躍る、一大イベント! いやぁ~来たねぇ」

座長「『冬の旅』でおかしくなったんじゃなかったの?」
作家「あ」


Posted by notebook │Comments(0)
このBlogのトップへ
プロフィール
notebook
notebook
学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2016年09>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
カテゴリ
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人