「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2017年08月08日

伊佐山紫文14

『H29年度 大阪観光局「会員の集い」』に行ってきた。
 台風がまさに接近という状況の中、けっこうたくさんの人が集まっていて、インバウンドに対する関心の高さを伺わせた。
 そりゃそうだ。
 こんだけ国内がデフレデフレで新しい需用を見込めないなか、大阪への観光客数の伸びは凄まじいものがある。
 細かな数字は資料にゆずるとして、体感的に、ミナミだけではなく、キタでも外国人、特に中華圏の観光客数は増えていると思う。
 これをいかにして自分たちの商売に取り込んでいくか。
 昨日の交流会の熱気、真剣さは本物だと思う。
 なにせ、会がお開きになっても、立食の食事も酒もかなり残っていた。
 皆、商機を求めて、食事どころではなかったのだろう。
 講演は奥田政行氏の『食から始まる地域づくり』だったのだが。
「それでもな」と、これは、交流会で、ある職員の方の本音がポロリと漏れた瞬間だった。
「インバウンドなんて、それほどのもんかいな。少々騒ぎ過ぎやで」
 それで、私が、
「日本が本当に内需を掘り起こしたら、インバウンドに頼る必要もないんですけどね」
 と返すと、さすがに大阪です。
「そうしたら、僕らの仕事がなくなるんやけどな」
 オチがちゃんとついてます。
 で、昨日のいちばんの成果は、同業他社といえるような業種の皆さんと名刺交換出来たこと。
 外国人観光客にとって、ウチのようなクラシック音楽劇で一時間は辛いかも知れないが、殺陣、忍者ショー、和楽などと組み合わせれば、充分満足のいく、一つの舞台を作れるのではないか。
 また、会では、ハコ(劇場)関係、旅行代理店の方とも話をすることも出来、このような人間関係をしっかりと組み合わせて行けば、恒常的な舞台を用意できるのではないか。
 そういう希望を抱いた。
 昨夜、浅川社長が獲得した名刺は32枚、有意義な会だったと思う。 
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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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