「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年01月14日

伊佐山紫文132

 作務衣のお尻が裂けたので補修できないか、服のリフォーム店に持ち込んでみた。
 その見積もりが4千円!
 5千円の作務衣にそれはないだろうということで、諦めた。
 昔はちゃんと店舗で買っていたから、こんなに早く裂けるようなシロモノには出会わなかったが、通販は本当に当たり外れが酷い。
 10年くらい前まで、京都には行きつけの作務衣専門店があった。
 そこの久留米絣の作務衣やシャツが気に入っていて、妻には「京都の大坂屋で、東京の会社が売り出してる中国製の久留米絣の作務衣を買ってきた」などと言っていたものだ。
 ここが店を閉めてから、船場の作務衣専門店で買ってみたが、これが酷いシロモノで、こんなものを売りつけるような店には行かないと決めた。
 船場と言えば、夙川座を始めた頃、みんなで本町の練習室まで歩いていて、ミアちゃん(帰国子女で、浅川社長の生徒さん。何度か舞台にも出て貰った)に、
「船場汁って知ってる?」と聞いてみた。
「知ってますよ!」
「若いのに良く知ってたね」
「折り鶴を千羽集めた、あれでしょ」
 そこにいた全員が、
「それは千羽鶴!」
 と、ツッコミを入れたのは言うまでもない。
 あれからまだ3年か、もう3年か。
 ちなみに船場汁とは、鯖のアラと大根だけのシンプルな椀物。
 船場で働く丁稚たちの主食だったと言われ、オカズと汁物を兼ねた、なかなか侮れない逸品です。
 今では、店で出されるときは、野菜も身も入れて、けっこう具沢山のことが多い。
 どこが船場汁なんだと思う。
 作務衣専門店といい、船場汁といい、質素で良いものがドンドン姿を消すなぁ。
 ちなみにこのワープロ「せんばじる」と打ち込むと「千バジル」と変換する。
 なんか、そんな料理ありそうだが「船場汁」とは、ほど遠そうだ。
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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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