オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年08月07日

昨日の座長と作家11

昨日の座長と作家11


「クラシック音楽の大衆演劇」

座長「夙川座の目的って、若手の支援ってのもあったよね」
作家「もちろん。それが存在意義ってくらい。だって、若手を支援していかなきゃ、クラシック音楽の未来ってないでしょ」
座長「今は、オペラなんか、ほんの一部の愛好家のものでしかないよね」
作家「ちゃんと聴けば、それなりに面白いんだけどね」
座長「ちゃんと聴かなきゃいけないってことが問題なのよ」
作家「ちゃんと聴くには長すぎるし、おまけに外国語だし」
座長「このままでは、先細りだと思うのね」
作家「このままやってて、いきなり新しいファンがドーンと増えるとはとても思えない」
座長「でしょ。だから、新作で、観て聴いて面白いお芝居が必要なのよ」
作家「クラシックに縁のなかったお客様が、これは面白いって思って、次からも足を運んで下さるようなオペラか」
座長「そう。言ってみれば、目指すのはクラシック音楽を使った大衆演劇なの」
作家「なるほど。こないだ観た(中略)は(中略)だったよね」
座長「そう。あんな感じで、妖しくやりたいの。そもそも(中略)が(中略)で、(中略)なくらい(中略)で」
作家「そこまでいくと、ちょっと……」
座長「でも、そのくらい刺激的な舞台をやりたいの」
作家「確かにね。でも、今の夙川座でも、クラシックの常識からしたら、かなり刺激的だとは思うよ」
座長「まだまだ、もっと、もっとよ」
作家「正統なオペラの中身だって、(中略)だの(中略)だったりで、ろくなもんじゃないしね」
座長「そうよ。でも、あくまでも上品にね」
作家「それは、賛成」





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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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