オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年08月26日

昨日の座長と作家24

昨日の座長と作家24


「変わるものと変わらないもの」

作家「さっき、プログラムの原稿をデザイナーに渡してきたよ」
座長「ご苦労様。いつものデザイナーね」
作家「そう。まだ夙川座がなかったときから、個人的な縁で、ずっとやってもらってる」
座長「有り難いよね」
作家「うん。クオリティも高いし、納期厳守でやってくれるから助かってる」
座長「デザイナーでは苦労したみたいね」
作家「編集者時代にはね。ちょうど、手作業とコンピューターとが入れ替わる時期で、手作業の人はもう納期を守れなくなってきてた」

座長「じゃ、もう手作業のデザイナーは切るしかなかったの?」
作家「そうもいかない。そういう人ほどセンスは良かったし。だから編集者がデザイナーのまねごとをして手伝ったり、色々あったよ」

座長「難しいものね」
作家「今はもう99.9%がコンピューターだから、話は早い。打ち合わせも三十分もかからない」

座長「出来上がったチラシもデータで貰ってるし」
作家「訂正も楽だよね。でも、全部手作業でやってた時代も懐かしいよ」

座長「何年前?」
作家「三十年前、青春でした。原稿も手書きが圧倒的で、僕みたいなワープロ派はごく少数派だった。そのうち電話回線でデータ入稿なんて時代が来るよ、って言ったら笑われてた」

座長「時代よね」
作家「うん。時代は変わっても、音楽の感動は普遍だよ」
座長「だと良いね」
作家「そう信じて、集客、もうひとがんばり、やっていきましょう」





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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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