オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年09月03日

昨日の座長と作家29

昨日の座長と作家29

「邪馬台国の卑弥呼」

座長「ヤマトヒメって、卑弥呼じゃないかって言われてるよね」
作家「うん。有力な説としてね。僕は違うと思うけど」
座長「そうなの?」
作家「僕は箸墓古墳のヤマトトトビモモソヒメで間違いないと思ってる」

座長「ハァ?」
作家「三国史記魏志東夷伝倭人条、いわゆる魏志倭人伝ね、その記述と日本書紀の記述をすりあわせて考えるに(中略)で、邪馬台国の読みはただの『やまとこく』、これがそのまま今の「大和」って地名にそのままつながってる、と」

座長「あなた、九州出身なのに、それでいいの?」
作家「邪馬台国機内説か九州説かって話でってこと?」
座長「そう。九州の人はみんな邪馬台国が九州にあるんだって思ってるんじゃ……」

作家「吉野ヶ里とかの遺跡の土産物売り場じゃあるまいし、今時、まともな学者で九州説を唱えてる人なんていないよ。それに問題は九州か機内かってことに留まらなくて、もし九州だった場合(中略)ってことになって、問題はさらにややこしくなる」

座長「そうなんだ」
作家「でも、イメージとしてはヒミコそのものだと思っていいよ。卑弥呼って、伝統的に『ヒミコ』って読んでるけど、これ、本当は『ヒメコ』だから。ヤマトヒメの『ヒメ』のことね。個人の名前じゃなくて(中略)みたいな役職の名前だと僕は考えてるし」

座長「これ、語り出すと熱くなるよね」
作家「もちろん。でも舞台はもっと熱くなるよ」







タグ :浅川文恵

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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