オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年09月04日

昨日の座長と作家30

昨日の座長と作家30



「糸紡ぎのマルガレーテ」

座長「オトタチバナヒメって悲しいキャラだよね」
作家「うん。海の神を鎮めるために自分から入水する。自己犠牲のカタマリみたいな」

座長「実際はどうなんだろ」
作家「それはわからない。歴史資料がたくさん残ってる時代の話じゃないからね」

座長「だったら、今回のオトタチバナヒメは?」
作家「末廣さんからイメージした。強さと繊細さが微妙なバランスをとってるようなキャラクターでね」

座長「末廣さん、ピッタリよね。シューベルトの曲も」
作家「そう。去年、酒心館でやった『幻 二人の光源氏』のときに歌ってもらったのと同じ曲を今回も使った」

座長「糸紡ぎのマルガレーテね」
作家「シューベルトが最初に作ったゲーテの詩の歌曲で、この曲からドイツリートが始まったって言われてる」

座長「聞いてると、心に響くわぁ」
作家「だよね。我が詞ながら、泣けてくる」
座長「劇場で聞いて欲しいよね」
作家「本当にね」







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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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