オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年01月08日

伊佐山紫文126

 六日の夜、雲間から星が見えた。
 大都会の灯りは夜の空からほとんどの星を奪ってしまったが、正月ばかりは見逃してくれたらしい。
 あれは30年くらい前、佐渡島で何泊か過ごした夜、まさに漆黒の闇の中で見事な天の川に見とれ、立ち尽くした。

 荒海や佐渡に横たふ天の川

 思わず芭蕉の句が口をついて出たものだ。
 あれから四半世紀以上の時が流れ、父を亡くし、息子を得て父になり、母を亡くした。
 星の時間で見れば瞬きほどでもないだろうし、私にとっても、ほんの一瞬のような気持ちの近さである。
 あの頃の自分はもうどこにもいないけれど、それでも、心の中には私の一部としてしっかりと居座っている。
 と言うことで、狂歌五首。

 いにしえの 佐渡の海山 天の川 たたずみ眺む 熱き胸もて
 天の川 共に眺めし 我が友は いずこにありや 便りも無しに
 父母も そのともがらも すでに逝き 星を眺めん その面影に
 雲間にて かそけく光る その星に いく年月の 思い重ねん
 今もまた 熱き思いを この胸に 書きてゆかなん もろもろの詩を
 
  

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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