オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年08月30日

昨日の座長と作家27

昨日の座長と作家27



「オリジナルの醍醐味」

座長「次回公演『ヤマトタケル』の記事、『淀川散歩』に出たね」
作家「うん。ありがたい」
座長「音楽特集、人物紹介、プレゼントの三箇所に出るなんて」
作家「普通はあり得ない。本当に有り難いことです。とにかく良い舞台を作らないとね」

座長「ところで、台詞、少し変更したよね」
作家「貴女と末廣さんには少し負担が増えたけど、あれで冥界とこの世の物語がつながって、かなりわかりやすくなったと思う。みんなで指摘して貰って良かったよ。こうやってみんなで作って行くのが、オリジナルの醍醐味だからね」

座長「今回、古事記を読んだりして、自分がいかに日本の神話について知らないか、気付いたの。学校じゃ何も教えてくれなかった」

作家「だよね。 戦前は当たり前にみんなが知ってた話でも、今は説明が必要だから」
座長「古事記の物語を、今、上演することの意味ってなんだろ」
作家「意味はないんじゃないかな。純粋に面白いから、それと、物語が人生の根っこに触れてて感動するから。それだけだと思うなぁ」

座長「ヤマトタケルの性格は、あなたの造形よね」
作家「うん。基礎は古事記で、ちょっと精神分析的な父子葛藤の物語を押し込んでみた」
座長「それを田中さんが上手く演じてるよね」
作家「うん。しかも末廣さんとの夫婦漫談みたいな掛け合い!」
座長「関西若手を代表する男女歌手に何やらすのって、最初は思ったけど、見てみたら、これが楽しい!」

作家「だよね。もう一月を切ったけど、しっかり作って行きましょう」
座長「集客もね。これからが本番よ」
作家「了解」





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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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