「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
二胡演奏家、鳴尾牧子さんのリサイタル「なるを祭り」が盛況に終えました。
素晴らしいという言葉しかないのか、とまどろっこしくなる程の演奏でした。
愉しくて暖かい演奏会でした。

これからも応援していきます。

6/02夙川座公演に謎のジプシー女役として出演いただきます。

まさにピッタリなのです。
さすが、伊佐山です。


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2019年02月16日

伊佐山紫文293


まだ正式決定ではないけれど、夙川座六月公演『クララ・シューマン 天才のヨメはん』にとんでもない応援団がつきそうだ。
 チラシはすでに5千枚作ったけれど、これにこの団体の名前を入れてまた数千枚を刷り直そうかと言うくらい凄いことで、本当にありがたいとしか言い様がない。
 実はこの団体のトップとは30年来の付き合いで、最近は疎遠になっていたけれど、なんとか再会できないものかと、今年のテーマがクララ・シューマンになってから、ずっと連絡を取ろうとしてきた。
 昨日、やっと、飛び込みに近いやり方で、浅川座長(社長)と二人で事務所を訪れ、半ば強引に話をさせてもらった。
 最初は伊佐山との昔話ばかりで、ついに業を煮やした浅川座長が本題を切り出し、実務に当たる現場の長を二人紹介してもらった。
 ここで更に意気投合、現場の全面的な協力を得られることになった。
 といっても、現実には、これからは私と浅川座長の本当の人間力が試される局面である。
 やるしかあるまい。
 この団体のトップとは、30年前、同じ「環境問題と女性問題」というテーマを、私はジャーナリズムで、彼女はアカデミズムで追求していた。
 当時、例えばゴミ問題と言えば、家庭内で主婦がゴミを分別すればすむとか、常に女性の問題として矮小化される傾向にあった。
 そうじゃないんだと、「環境問題」も「女性問題」も、ともに社会全体で解決すべき二つの問題なのだ、と。
 当たり前じゃん、と今の人は思うかもしれないが、それは冷戦構造の崩壊と、環境ブームやフェミニズムの隆興を経たからで、当時、男女機会均等法は出来たばかり、セクハラという言葉もなく、ゴミ処理場はダイオキシン製造工場と化していた。
 環境問題の活動家は「ウチのばあちゃんはものを大切にしていた。なのに最近の若い女は……」などと平気で言うし、フェミニストは「環境運動は男女の役割分担を固定化している」などと批判していた。
 エコロジカル・フェミニズムというのもあるにはあったが、当時、新進気鋭のマルクス主義フェミニストだった上野千鶴子に粉砕された。
 エコロジカル・フェミニズムを主唱する青木やよいさんを上野千鶴子がつるし上げ徹底追及したシンポジウムの現場に私もいて、本当にこれでいいのか、と思った。
 このような「環境問題」と「女性問題」の間のとてつもなく深い溝を、きちんと現場で埋めようとしていたのは、当時、関西では(フェミニズムもエコロジーも、関西が本場だったから、おそらく日本でも)私と彼女だけだった。
 お互いに年齢を重ねるうちに問題意識も変わり、彼女は出世街道をまっしぐらに突き進んだし、私は次第に世を捨て始めていて、お互いに全く行き来がなくなっていた。 
 それがおそらく最善の形で付き合いが復活したわけで、なんとか良い形に持って行ければと思っている。
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2019年02月16日

伊佐山紫文

十年ぶりかで姫路に行ってきた。
 新しくなった姫路城は外観も美しく、内部はもちろん当時そのままで、息子も、
「(大正時代に作られた)大阪城とは違う」
 と感嘆していた。
 黒田官兵衛ゆかりの城壁というのもあり、
「イサヤマ家はもともと黒田家の御殿医やったんやで」
「ゴテンイって何?」
「殿様の脈を診ることを許された医者」
「そうなんだ」
 私が幼い頃から聞かされたイサヤマ物語をここでご開帳しても良いのだけれど、やめとくよ。
 それにしても姫路の街は綺麗になった。
 20年以上前に来たとき、城の前の汚い古本屋で買ったカントの三批判(河出の二巻本)、数年かけて読んで、計り知れないものを得たのも遠い思い出だ。
 自分へのお土産に買った銘菓「千年杉」を、息子は、遊びに行く友人宅に、人数分切り分けて持って行くという。
 子供にこの味が分かるのかとも思うが、感動を分け合おうという気持ちは良いと思う。
 それにしても、お城の裏に住む猫たちは痩せこけて生死の境にいるような感じなのに、表にいる猫たちのブタ猫ぶり!
 ぽかぽかと芝生に横たわって、外国人観光客のくれるエサを食んでいる。
 日陰で目を輝かせて剽悍に怪しくうろつき回る城裏の猫と、日向でまったりくつろぐブタ猫たち。
 外国人観光客は城の裏にまでは足を運ばないからね。
 インバウンドもしっかり利用しないと。
 姫路おでんも、姫路チャンポンもおいしかった。
 なかなかの旅でした。


私めも、クララの母マリアンネ・トロムリッツ役をさせていただきます。

写真は数年前の加工しまくりのプロフ写真しかなく、
現在身体工事中でして笑っ、6月本番までにはダイエット頑張ります。

クララのママはピアニストで歌もお上手でした。なので、今回、私、ピアノ弾き歌い致します。ソロ一曲入魂笑っ

でも、夫のフリードリヒ・ヴィークはクララのママにさらに実力を期待し、追い詰めるので、二人は結局離婚にいたりました。

台詞「あんなお父さんみたいな横暴な男、私も一緒にいられなくて離婚したわよ。ケッて感じ。二度と顔も見たくないわ。」ということで。

パパは程なく再婚し、音楽教師としての情熱はクララに向けられ、英才教育をしたようです。

ママはさっさと都会のベルリンへ出て再婚。

ロベルト・シューマンはクララのパパの生徒として家に出入りしている間にクララと恋におちたようです。

パパとしては反対する気持ちは何となく分かりますね。
俺は聞いてないぞ、的な。
主役クララ・シューマンの崎谷千恵さんです。
芝居ではロベルト・シューマンを支えるピアニスト、作曲家役ですが、崎谷さん自身も日本を代表するピアニスト崎谷明弘さんの奥様で子育てしながらピアニストの仕事を両立させ、手のかかる(多分だけど)旦那様を支えておられます。

お顔立ちの雰囲気がクララに似ているとヘアメイクさんやスタッフの評判です。

ピアニストさんに伴奏どころか、芝居させてしまう、しかも主役!ということです。

女優としても楽しんでいただきますし、その姿をお客様に是非楽しんでいただけると思います。





ロベルト・シューマン役の谷浩一郎 様。
とても人気ある方です。
クールなお姿のわりに、おっしゃること面白いです。
取り扱いが不明な時もありますが笑っ、内面はとても誠実な方ゆえ、夙川座に欠かせないキャストです。

テレビ番組に出演されたそうなのですが、いつ放送されるのかご本人がご存知なく、視ることは出来ませんでした笑っ。
そうゆうところが、私、ツボです、ファンです。

お写真のみ頂戴できました。

その面白さを舞台で是非体感、オススメします。

クララの友達弟子の3人の女子のお一人。
イルムガルト役の中西優子さん。
他のお二人がガンガン行くツッコミタイプに比べ、少しおっとりと可愛いキャラです。

台詞「ホンマ、死ぬほど元気やで」など、ちょっとホンワカー。

本業は服飾デザイナー。
公演のなけなしの衣装を良く見せるスタイリストしてくれています。

ちょこっとプロフから
数年前の入院をきっかけに本当にやりたかったことは歌う事だったことに気付き退院後すぐ夙川コーラスに入団。
そこで夙川座座長に出会い、舞台を観てその情熱に感銘を受ける。
夙川座コーラス担当。
謎のジプシー女役、二胡奏者鳴尾牧子さん。
往年の世界的モデルだった山口小夜子さんを彷彿とさせるお姿ですが、普段は物凄く笑っ面白い方なんだと思います笑っ
ファンになりました、私。

お写真、データサイズ大きくでアップ出来ない!のが残念すぎる。
クララの友達弟子エディット役の久保三加代さん
クララの友達弟子の3人の女子。エディット役は、久保三加代さん。
演劇経験ありですから、滑舌、タイミングバッチリ!
台詞「そういや、最近、また変な若いのが転がりこんで来たんやなかったか?」
これ、ブラームスのことです。
クララの友達弟子として、架空ですが、3人のおもろい可愛い女子が出演します。
その中の一人、ジークリンデ役、辻田千里さん。
暖かみのあるアルト。
芝居はメッチャ面白いです。
ジークリンデ台詞「どうした、三遊亭、見してみ、アホ、恥ずかしがっとる場合か」

あ、これ、今回の音楽劇「クララ・シューマン 天才のヨメハン」の中の台詞です。

三遊亭…出てきます。

謎のジプシー女 登場!
昨年の公演に初めて二胡演奏で出演してくれた鳴尾牧子さんが、今回は謎のジプシー女役で芝居と二胡演奏していただけます。これは伊佐山が鳴尾さんの魅力を活かして創作した架空人物。
謎のジプシー女の台詞「ロマの人々の歌を作れ。そうすれば、その歌は、200年の後も、きっと日本で歌われておることじゃろう。」

それが、ロベルト・シューマン作曲の「Zieunerleben(流浪の民)」
フィナーレで歌います。
今年の夙川座公演は6/02日曜日
14時半開演
クレオ大阪中央ホールにて。

クララ・シューマン生誕200年記念

お問い合わせ・ご予約は
夙川座0798558297
shukugawaza@gmail.com


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ブラームスが生涯を通して恋らしいことがあったのは、4人しかいなかったようです。
なにせクララ・シューマン(シューマン亡き後も支え続けた)
アガーテ(婚約までいった)
クララの三女(アッサリフラレた)
美人の弟子(付き合ってはいない)

ブラームスさん、大事なところで決断出来なかったのかな。繊細に考え過ぎたのか。

そんなブラームスを演じてくれるのは西村圭市さんです。

春秋社より出版の著者門馬直美より
「アガーテに関しては、1858年の夏、ゲッティンゲンに休暇に訪れた際に親しくなったものであるようだ。彼女は大学医学教授の娘。二人の仲は急速に接近し、またブラームスもこの時期、《恋の道》、やら《口づけ》やらいう題名をもった、まったくらしくない歌曲を幾つも作った。他でもないアガーテは美声もてる歌手でもあったのである。婚約指輪さえ交わしたものであるらしい二人の関係はしかし、次の年1859年の年初に突然に終わる。この時期アガーテに対して書かれたブラームスの手紙は次のようだ。
もう一度君に会わなければならない。だが私は束縛されているわけにはいかないのだ。私はまた会いにゆき、君を腕で抱きしめ、君に口づけをして、愛しているというべきなのか、手紙をください。
 そんなこと言われても、といわざるを得ない。この手紙を受け取ったアガーテはショックを受け、悲しみにうちひしがれたといわれるがそれはそうなるだろう。ただ、「いうべきなのか、手紙をください」のくだりに関しては、ブラームスらしさ全開というべきであって、まさに彼の交響楽にも共通しているところである。
(中略)
慎みもてる若い娘がそんな押し付けがましい言い出しができようはずもない。一歩譲ってブラームスの「束縛されたくない」という些かエゴイスティックな思いを認めるにせよ、そのエゴを前提として相手に決断を求めるというのはやはり情けない言動といわざるを得ない。」
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2019年02月11日

伊佐山紫文291

10年ぶりくらいにワープロを更新した。
「一太郎2019」である。
 さすがに快適で、屑ソフトの「ホームページビルダー」と同じジャストシステムの製作とは思えない。
 こういう、ちゃんとした仕事をしていれば良いんだよ。
 30数年前、物書きのキャリアをスタートしたときは会社には粗悪なワープロしかなく、仕方なく手書きで原稿を書いていた。
 家で自分の本当の仕事(と思い込んでいた小説や評論や戯曲)をするときは、エプソンのワープロか一太郎だった。
 エプソンはパソコンやワープロから早々に撤退したから、それ以後は、もっぱら一太郎が私の相棒だった。
 処女作は一太郎で書いて、データ入稿した。
 その出版社で初めてのデータ入稿だった。
 そのとき、私は28歳。
 時代の最先端を突っ走り、前途洋々、明るい未来が待っているはずだった。
 まあ、何にせよ、四半世紀という長い間付き合ってきたワープロソフトがこれだけの進歩を遂げている。
 うかうかしちゃいられん。
 精進せねば。
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2019年02月11日

伊佐山紫文290

『天涯の子ら』諌山陽太郎著 鳥影社
 今だから言えるが、角川映画と関係のあったころ、主な仕事はゴーストライターだった。
 詳しくは言えないが、二時間の映画のシナリオなど、そうそう書けるものではないのだ。
 数日でひと作品書き上げる私は、ある意味、重宝されていた。
 そのうちどれほどが実際に上映されたのか、今でも分からない。
 現場がグチャグチャになってから持ち込まれるので、上演されないことの方が多かったのではないだろうか。
 そんな程度のこと。
 で、当時の常務から、あまりにゴーストの仕事ばっかりで申し訳ないから、今度はイサヤマ君自身の物語を書きなさい、出版はもちろん、映画化もバックアップするから、という申し出を受けた。
 待ってました!
 この日のためにゴーストライターに甘んじていたのです。
 それまでルポや評論を書きまくっていたけれど、もちろん売れず、最後の賭けに出たわけだ。
 それで渾身の力を振り絞って書き上げたのが、本作、
『天涯の子ら』
 である。
 阪神淡路大震災5周年記念と銘打って、震災を横軸に、主人公の出自を縦軸に、戦前から震災までの家族の物語を編み上げた。
 映画化を前提に、緻密な構成で、泣ける、笑える物語を紡いだ。
 のは良いが、その後、期待していた角川の常務は社内の権力闘争に敗れ、出版社は二転三転、映画化なんてとんでもない。
 それでも、今や日本を代表する大監督の処女作を手がけた、小さな出版・映像プロダクションからの出版となった。
 神戸新聞、読売新聞に好意的な書評も出て、公的な機関が選ぶ「震災文芸」にも選ばれ、映画化についても大いに期待したものだったけれど、ついぞ話が来ることはなかった。
 ところがある日、これを読んでくれた作家から、一人の映画プロデューサーを紹介された。
 これは映画になる、作ろうよ、と。
 問題は金で、頑張ってくれたんだろうけど、結局はクランクインすら出来なかった。
 過去にどれだけヒット作を飛ばしていようが、金を集めることが出来なきゃ駄目でしょ。
 いや、それより、私の作品に力が足りなかったのだろうと。
 泣く泣く諦めたのだった。
 で、今回、オーディションの審査員を務めることもあって、読み返してみた。
 結論。
 そんなことはない。
 傑作です。
 久しぶりに小説を読んで泣きました。
 何度も何度も。
 若書きの部分はあるけれど、ちゃんとした知的な娯楽作品として成立している。
 震災当時住んでいた西宮の地名も懐かしい。
 20年前、角川のお家争いに巻き込まれ、一時期は出版を断念しようとしたこともあるが、こうして読み返すと、しんどいながらも版元を見つけて上梓していて本当によかったと思う。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E6%B6%AF%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%82%89-%E8%AB%AB%E5%B1%B1-%E9%99%BD%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4886294561/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1549808061&sr=1-3&keywords=%E5%A4%A9%E6%B6%AF%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%82%89#immersive-view_1549886079738
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クララに憧れを持つブラームスの一夜の恋人役アガーテとして藤本裕貴さんが繊細に演じてくれますが、私は伊佐山が藤本さんの為に創った架空の女性かと思っていましたら、実在したようです、アガーテ。

作曲家ブラームスはクララへの憧れから生涯結婚しなかったというイメージありましたが、クララ以外にも恋人や憧れの女性はいたようです。

「まず、25歳の時に友人の家で知り合ったアガーテ・フォン・ジーボルトという女性。
ブラームスは結婚を決意して指輪も贈りましたが、結婚生活が音楽活動の制約になることを恐れて婚約を破棄。なお、この女性は、幕末の外国人医師として有名なシーボルトの家系に繋がっているようです。」との説みつけました。
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クララの母マリアンネの台詞
「あなたのオペラってあの『ゲノフェーファ』のこと? 私は一回上演されただけで、客席はガラガラ、新聞にもロクな批評が出なかったって聞きましたけど。」

ロベルト・シューマンもシューベルトも脳梅毒で若くして亡くなったとの説ありますが、当時はダラシナイ生活をしていなかったとしてもかかる機会あればあった病気のようです。

脳梅毒で神経を侵される直前に天才的なクリエイティブ活動することがあるようで、シューベルトもシューマンもそうだったのではないかと言う説もあります。

末期の神経の病を和らげる為に当時は劇薬だが処方もされていた阿片を常用していたということです。
時代ですね。
それと音楽家あるあるです。

かなり辛く苦しい症状だったと想像しますし、その狂気はかなりだったのではないかと。

オペラ「ゲノフェーファ」は偶然家にあり、聴いてみました。
繊細な音楽で嫌いではありませんが、話が少し退屈かな、という印象です。
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クララの友達弟子の台詞「何人おるかわからん子ども達。クララも大変やな。」

クララは8人産んだそうです。
10年間で8人!
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2019年02月08日

伊佐山紫文289

もうすぐ11歳になる息子が、昨日届いたガンプラに夢中になっている。
「15歳以上」と指定のある、部品総数1000個を超える、ヨドバシでも一万円を超える、これ以上の難易度は無い、猛烈なやつである。
「なんでこうなるんだよ!」などと一人で叫びながら、何時間も取り組んでいる。
 手伝おうにも、設計図がそもそも両親には意味不明で、不可能である。
 で、ギャーギャー言いながらも、次第に形になっていく。
 才能、とはこういうのを言うんだな、とつくづく思う。
 ピアノをやらせても三分で飽きるし、本も読まない。
 けれど、インターネットやゲームやプラモデルとなると、集中して何時間でもやっている。
 このガンプラも、明らかに、誰が見ても、現在の能力を超えた仕事だと思うのだが、ひるむことなく、果敢に挑み、乗り越えていく。
 そもそもガンダムが好きなわけではない。
 ストーリーなどまったく知らない。
 ただ、造形に惹かれ、組み立てることに魅せられている。
 不思議なものだ。
 私は息子と同じ頃、全くのアウトドア派で、冬の釣りのオフシーズンには凧を揚げたり、独楽を回したりしていたものだったが。
 もちろん、一日中やっているわけで、息子とは集中する対象が違うだけのことかもしれない。
 集中体質はしっかりと受け継がれている。
 ただ、好きではないことはやらない、という我が儘もしっかりと受け継がれていて、これには困ったものだが、仕方ない。
 他のこともしっかりやらないとお父さんみたいになるぞ、とは言えないし。
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2019年02月08日

伊佐山紫文288

『BLEACH』平成30年2018年日本
監督:佐藤信介 脚本:羽原大介、佐藤信介
 迷える悪霊みたいなのを死神が退治する。
 で、高校生が死神代行して、駅前のロータリーで変なのを倒す。
 そこに、死神に滅ぼされた一族の生き残りの同級生が現れ、大混戦で駅前はワヤクチャに。
アクションがすごい。
 でも、なんだか大人には食い足りない。
★★★☆☆
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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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