オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年02月08日

伊佐山紫文289

もうすぐ11歳になる息子が、昨日届いたガンプラに夢中になっている。
「15歳以上」と指定のある、部品総数1000個を超える、ヨドバシでも一万円を超える、これ以上の難易度は無い、猛烈なやつである。
「なんでこうなるんだよ!」などと一人で叫びながら、何時間も取り組んでいる。
 手伝おうにも、設計図がそもそも両親には意味不明で、不可能である。
 で、ギャーギャー言いながらも、次第に形になっていく。
 才能、とはこういうのを言うんだな、とつくづく思う。
 ピアノをやらせても三分で飽きるし、本も読まない。
 けれど、インターネットやゲームやプラモデルとなると、集中して何時間でもやっている。
 このガンプラも、明らかに、誰が見ても、現在の能力を超えた仕事だと思うのだが、ひるむことなく、果敢に挑み、乗り越えていく。
 そもそもガンダムが好きなわけではない。
 ストーリーなどまったく知らない。
 ただ、造形に惹かれ、組み立てることに魅せられている。
 不思議なものだ。
 私は息子と同じ頃、全くのアウトドア派で、冬の釣りのオフシーズンには凧を揚げたり、独楽を回したりしていたものだったが。
 もちろん、一日中やっているわけで、息子とは集中する対象が違うだけのことかもしれない。
 集中体質はしっかりと受け継がれている。
 ただ、好きではないことはやらない、という我が儘もしっかりと受け継がれていて、これには困ったものだが、仕方ない。
 他のこともしっかりやらないとお父さんみたいになるぞ、とは言えないし。
伊佐山紫文289


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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