2016年11月30日
次回の公演
来年4月16日日曜日 14時半会場、15時開演。 大阪の大丸心斎橋劇場にて。
夙川座二周年記念公演をいたします。
クラシック音楽劇「神戸事件始末 瀧善三郎の最期」
出演は、瀧善三郎:清原邦人(関西歌劇団テノール)
母:栢本淑子(関西歌劇団ソプラノ)、 妻:野口麻衣(関西歌劇団ソプラノ)
旧友高山:坂上洋一(関西二期会準会員バリトン)、
時の旅人:浅川文恵(夙川座ソプラノ)、
京の町娘:ハフマン美亜
ピアニスト:白藤望
原作・構成・脚本・作詞:伊佐山紫文(夙川座)
チラシは来週水曜日に届く予定です。 大丸心斎橋劇場の窓口でもチケット販売してくださるので、チケットも急ぎ制作中です。
チケットぴあでは12月2日から販売します。(Pコードは、P-316900)
セブンイレブン、サークルKサンクスでも購入できます。
今回は、もっとも芝居部分が重要になる舞台となります。 台詞も多いです。 歌い手だからと逃げずに、本番まで、稽古を重ねて完成度を高めます。
演技指導は、声優、俳優をされてきた渡部洋先生。 殺陣もあるので、しっかりとご指導いただきます。
乞うご期待です。
2016年11月26日
昨日の座長と作家77

「取りつかれないで」
座長「今作ってるオペラ、どんな話なのよ」
作家「だから、火事でいなくなってた犬が出てきて……」
座長「それで?」
作家「全身が火傷で、しかも泥まみれで……」
座長「はぁ?」
作家「それをみんなで洗ってあげるんだけど……」
座長「ふん」
作家「翌日見たら死んでるの」
座長「ダメじゃん!そんなん使えないよね。しかも自治体のでしょ。」
作家「だって、原作がそうなんだから」
座長「じゃ、その原作から離れよう。 今の時代、天災とか自分ではどうしようもない不安があるから、もう薄暗いもの、ネガティヴなものを楽しめる感じがしない。 むしろ、本来心に持ってる暖かいものを観たい。」
作家「そうだね。この作者の、他の、子供たちに向けたいい話もあるから。『まっすぐ生きよ』みたいな」
座長「で、その人はどう生きたの?」
作家「子供たちを残して既婚の女性編集者と連れだって亡くなった。」
座長「ダメじゃん! ダメダメ! もうその人からは離れよ! 行きつく先がそれでは、説得力ないよ。」
作家「離れた方がいいね。一瞬、行けると思ったんだけど」
座長「そのようなものに取りつかれてたね。 気持ちも鬱々としてたものね。 なんか、やつれてるし。もう、オリジナルでいったらいいよね。」
2016年11月24日
昨日の座長と作家76

「やれることをやる」
座長「若手の人たちのオペラ観てきた」
作家「どうだった?」
座長「良かったよ。歌が上手いし、演出もかなりおちゃらけていて面白いのに、品があって。 それに良く練習されてる」
作家「原語?」
座長「うん。イタリア語。字幕も、座る位置によるんだろうけど、正面に大きな字で見やすかった」
作家「敷居の低いオペラを実現してたわけだね。」
座長「レチタチーヴォもきれいだった。 なので、これが日本語の台詞だったら、どう感じただろうって思ったよ」
作家「難しいね。合ってない日本語を入れると、物凄く不自然でヘタに聞こえるだろうね」
座長「日本語になった途端、ハードルが上がるように思う。 色々考えさせられたわ。役者と歌手の違いとか」
作家「最近、ずっと、それ考えてるものね」
座長「考えたって仕方がない。 稽古あるのみだなと。」
作家「やれることをやるしかない」
座長「そういうこと。今週、チラシの第一稿があがるんだっけ?」
作家「そのはず」
座長「チラシが出来たら、いよいよ営業。」
作家「行きましょう。 どこへでも。」
2016年11月21日
昨日の座長と作家75

「演劇と音楽」
作家「次回公演『神戸事件始末 瀧善三郎の最期』は、俳優がやってもおかしくないくらいの芝居を歌手がやることになるよね」
座長「不安だわぁ」
作家「演技ではどうやったって役者にはかなわないからね」
座長「やってる訓練がまるで違うでしょ。ストレッチから始まって、発声や……」
作家「連中は公演前に泊まり込んで合宿したりするからね」
座長「凄すぎる」
作家「豊岡の日本劇作家大会に『フィガロの決戦!』を出品したじゃない」
座長「あのときはまだ夙川座はなくて、西宮の『らくげき倶楽部』として出たんだよね」
作家「うん。で、夜公演だから、午後入りでいいかと」
座長「私たちはそう思うよ」
作家「ところが、向こうの事務局は僕らが泊まり込んでるものとばかり思ってた」
座長「音楽と演劇じゃ、文化が違いすぎるんだよね」
作家「そう。結局、朝から詰めてくれてた舞台美術のスタッフが怒って帰っちゃった」
座長「でも、そんなこと言われてもね」
作家「だよね。こっちはちゃんと午後入りって伝えてたのに、事務局が気を回して、前日の午後入りの間違いだって訂正してたみたい。まさか、当日の午後なんてありえないって思ったんだろうね」
座長「私たちの他の劇団は合宿してたものね」
作家「でも、結果オーライで、拍手が鳴り止まなくてアンコールまでやってしまった」
座長「お客さん、帰らなかったよね」
作家「あの場で、東京の芸術祭へのオファーが来たし」
座長「あの時はメンバーが仕事でダメだったけど、また来ないかなぁ。 今度は夙川座で参加出来たらうれしいね。」
作家「そうだね。」
2016年11月21日
昨日の座長と作家75

「演劇と音楽」
作家「次回公演『神戸事件始末 瀧善三郎の最期』は、俳優がやってもおかしくないくらいの芝居を歌手がやることになるよね」
座長「不安だわぁ」
作家「演技ではどうやったって役者にはかなわないからね」
座長「やってる訓練がまるで違うでしょ。ストレッチから始まって、発声や……」
作家「連中は公演前に泊まり込んで合宿したりするからね」
座長「凄すぎる」
作家「豊岡の日本劇作家大会に『フィガロの決戦!』を出品したじゃない」
座長「あのときはまだ夙川座はなくて、西宮の『らくげき倶楽部』として出たんだよね」
作家「うん。で、夜公演だから、午後入りでいいかと」
座長「私たちはそう思うよ」
作家「ところが、向こうの事務局は僕らが泊まり込んでるものとばかり思ってた」
座長「音楽と演劇じゃ、文化が違いすぎるんだよね」
作家「そう。結局、朝から詰めてくれてた舞台美術のスタッフが怒って帰っちゃった」
座長「でも、そんなこと言われてもね」
作家「だよね。こっちはちゃんと午後入りって伝えてたのに、事務局が気を回して、前日の午後入りの間違いだって訂正してたみたい。まさか、当日の午後なんてありえないって思ったんだろうね」
座長「私たちの他の劇団は合宿してたものね」
作家「でも、結果オーライで、拍手が鳴り止まなくてアンコールまでやってしまった」
座長「お客さん、帰らなかったよね」
作家「あの場で、東京の芸術祭へのオファーが来たし」
座長「あの時は、メンバーが仕事でダメだったけど、また来ないかなぁ。 今度は夙川座として参加出来たらうれしいね。」
作家「だよね」
2016年11月21日
白藤望さん出演コンサート

どうやっても、横向いてしまいます。 見えずらくて、ごめんなさい。

12/8(木)、9(金)の2日間、プレラホールにて【熊本地震復興支援 翔ユリ子 クリスマスコンサート~復興への祈り~】が開催されます。
料金は3,000円(2日ともご来場の場合は5,000円)・全席自由
ホワイエでは2日間とも13:00より熊本物産展を開催します。
12/8(木) 14:30開場/15:00開演
12/9(金) 13:30開場/14:00開演
六車智香(ソプラノ)
白藤望(ピアノ)
2016年11月16日
昨日の座長と作家73

「焦らない パート2」
座長「やっと楽譜と台本、皆さんに送れたね」
作家「うん」
座長「手を離れた、って感じ」
作家「じゃ、次だよ。大阪観光局の会議」
座長「ここからどうやって行くの?」
作家「普通は歩くけど、今は地下鉄で」
……
座長「会議も終わったし、イベント会社に夙川座の資料も渡せた。あとはチラシだね」
作家「うん」
座長「早速取りかかってね。チラシがないと営業できないし。年内に出来ておかないと、年明けてからなんて言ってたら、一月はすぐに(中略)でしょ、二月になったら練習が(中略)だから、三月は(中略)で、もう四月よ、そうしたら(以下略)」
作家「ちょっと、落ち着いて!」
座長「私、焦ってる?」
作家「焦ってます」
座長「なんでだろうね」
作家「体質的なものでしょ、仕方ない」
2016年11月14日
昨日の座長と作家72

「焦らない」
座長「楽譜と台本を送るんだけど、100グラムを越えたら郵便が205円で、これが宅急便の(中略)で、それが営業所が違うと(中略)なのね、で、コピーを甲東園でやるとするでしょ、だったら電車代が(中略)ってことで」
作家「ちょっと待って! 落ち着いて!」
座長「だから、もし明日(中略)なのね、で……」
作家「いいから、落ち着いて。何をそんなに焦ってるの?」
座長「焦ってないよ」
作家「焦ってるって。貴女は暇になると何か焦りのタネを探し出して勝手に焦るんだから」
座長「暇なのか」
作家「基本、今、することがないからね」
座長「脚本が上がったから、はやくこれを皆さんに届けたくて、それが焦りになっちゃったんだな」
作家「そういうことだと思うよ」
座長「わかった。考えたら数十円のことだもんね」
作家「そうだよ」
座長「でも、その数十円が積み重なって、ああ、どうしよう郵便だと(以下略)」
2016年11月12日
昨日の座長と作家71

「台本第一稿決定」
座長「演技指導の先生との打ち合わせも終わったね」
作家「特に問題なしってことで」
座長「でも、今回の台本、難しいよね」
作家「演技指導が付くってことで、手加減なしの、本物のお芝居の台本になってるから」
座長「だよね。お芝居の部分が大事だよ」
作家「今回のキャストは、ちゃんとお芝居出来る人たちだから大丈夫だと思う」
座長「しかも演技指導もつくし」
作家「それでも殺陣が入るからね。長回しの台詞もある」
座長「心配でもあるわぁ」
作家「それはそうと、手が止まってるよ、楽譜の浄書」
座長「歌詞を楽譜に書き写すって、こんなに面倒くさい作業だったのね」
作家「そうだよ。これまで一人でやってきたんだから」
座長「大変だね」
作家「これを各人ごとにコピーして送ってきたんだから」
座長「気が遠くなるよ」
作家「急ぐわけでもないから、少しずつやっていこう」
2016年11月10日
昨日の座長と作家70

「魔法」
座長「痩せたよね」
作家「次回公演(『神戸事件始末 瀧善三郎の最期』)の台本の用意始めてから、二キロ痩せた」
座長「シューッとしてるよ」
作家「あのさ、これ、ダイエットで痩せたんじゃなくて、創作活動でやつれたの!」
座長「そうなの?」
作家「だって、無から有を作り出すんだよ。クリエイティブなんだから。これ、どうやって作ったと思ってるの?」
座長「魔法ぉ~ピッピッピッ、って感じかな?」
作家「……まあ……そんなところ」
座長「だよね」
2016年11月09日
ピアニスト白藤望さん出演コンサート
11/13の『100万人のクラシックライブ』では、日本センチュリー交響楽団のヴァイオリニストと、日本酒メインのバーで演奏いたします。クラシックの名曲を1時間お聴きいただいた後は、演奏家との歓談タイムもあります。
11/26は阪急西宮北口駅直通のショッピングモール『アクタ西宮』にて、ピアノトリオで様々なジャンルの曲を演奏いたします。30分×2ステージございますので、お買い物のついでにぜひ生の音楽もお楽しみください。
白藤望
2016年11月09日
昨日の作家と座長69

「台本上がりました」
座長「どうしたの、顔白いよ。それに、痩せた?」
作家「一週間で2キロ痩せた」
座長「なぜ?」
作家「なぜも何も、台本書いてたからでしょ!」
座長「上がったのね!」
作家「これ」
……
座長「……泣けるわ」
作家「まあ、第一稿はこれってことで、演技指導の先生と三人で検討して、それを決定稿にしよう」
座長「何日かかった、これ」
作家「ずっと暖めてたホンだからね。書き始めたら一気に出来た」
座長「前の脚本からずいぶん変わったね」
作家「前のは演出と劇団が別にいたから、登場人物の人数なんか考えなくてよかったからね。総勢40人くらい必要な芝居だった」
座長「今回はたった5人」
作家「その分、凝縮したストーリーになってる」
座長「これが本当に出来るか、演技指導の先生に相談しなくちゃね」
作家「うん。演技指導が付くってことで、手加減のないお芝居になってるから」
2016年11月02日
今日の作家と座長68
「大阪観光局『会員の集い』ホテルニューオータニ大阪」
座長「今日は有意義だったね」
作家「夙川座を大阪観光局の賛助会員にしてもらえたから、こういう大阪府市をあげたイベントに参加出来るようになった」
座長「そうだよね。今日もホテルや旅行業や広告代理店とか、色々な企業の人たちと名刺交換できて、資料も渡せたし」
作家「公演のDVDもね」
座長「重かったけど、持って行って良かった」
作家「そうだよ。渡せるものがあるって大きいし」
座長「仕事につながるといいなぁ」
作家「みんな、和ものの音楽劇だって言うと目を輝かせてたじゃない。きっと仕事来るよ」
座長「来て欲しいなぁ」
作家「曽根崎心中の道行体験、旅行業の人たちは興味津々って感じだったじゃない。ちゃんとプレゼンは出来たと思うよ」
座長「だよね。それはそうと、女性の参加者は少なかったよね」
作家「うん。ほとんどスーツにネクタイの男。これはビジネスだから当たり前だけど」
座長「夙川座もビジネスとして成立させたいなぁ」
作家「目指しましょう」
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