オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
ブラームスが生涯を通して恋らしいことがあったのは、4人しかいなかったようです。
なにせクララ・シューマン(シューマン亡き後も支え続けた)
アガーテ(婚約までいった)
クララの三女(アッサリフラレた)
美人の弟子(付き合ってはいない)

ブラームスさん、大事なところで決断出来なかったのかな。繊細に考え過ぎたのか。

そんなブラームスを演じてくれるのは西村圭市さんです。

春秋社より出版の著者門馬直美より
「アガーテに関しては、1858年の夏、ゲッティンゲンに休暇に訪れた際に親しくなったものであるようだ。彼女は大学医学教授の娘。二人の仲は急速に接近し、またブラームスもこの時期、《恋の道》、やら《口づけ》やらいう題名をもった、まったくらしくない歌曲を幾つも作った。他でもないアガーテは美声もてる歌手でもあったのである。婚約指輪さえ交わしたものであるらしい二人の関係はしかし、次の年1859年の年初に突然に終わる。この時期アガーテに対して書かれたブラームスの手紙は次のようだ。
もう一度君に会わなければならない。だが私は束縛されているわけにはいかないのだ。私はまた会いにゆき、君を腕で抱きしめ、君に口づけをして、愛しているというべきなのか、手紙をください。
 そんなこと言われても、といわざるを得ない。この手紙を受け取ったアガーテはショックを受け、悲しみにうちひしがれたといわれるがそれはそうなるだろう。ただ、「いうべきなのか、手紙をください」のくだりに関しては、ブラームスらしさ全開というべきであって、まさに彼の交響楽にも共通しているところである。
(中略)
慎みもてる若い娘がそんな押し付けがましい言い出しができようはずもない。一歩譲ってブラームスの「束縛されたくない」という些かエゴイスティックな思いを認めるにせよ、そのエゴを前提として相手に決断を求めるというのはやはり情けない言動といわざるを得ない。」
クララ・シューマン 天才の嫁はん


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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