オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年02月16日

伊佐山紫文

十年ぶりかで姫路に行ってきた。
 新しくなった姫路城は外観も美しく、内部はもちろん当時そのままで、息子も、
「(大正時代に作られた)大阪城とは違う」
 と感嘆していた。
 黒田官兵衛ゆかりの城壁というのもあり、
「イサヤマ家はもともと黒田家の御殿医やったんやで」
「ゴテンイって何?」
「殿様の脈を診ることを許された医者」
「そうなんだ」
 私が幼い頃から聞かされたイサヤマ物語をここでご開帳しても良いのだけれど、やめとくよ。
 それにしても姫路の街は綺麗になった。
 20年以上前に来たとき、城の前の汚い古本屋で買ったカントの三批判(河出の二巻本)、数年かけて読んで、計り知れないものを得たのも遠い思い出だ。
 自分へのお土産に買った銘菓「千年杉」を、息子は、遊びに行く友人宅に、人数分切り分けて持って行くという。
 子供にこの味が分かるのかとも思うが、感動を分け合おうという気持ちは良いと思う。
 それにしても、お城の裏に住む猫たちは痩せこけて生死の境にいるような感じなのに、表にいる猫たちのブタ猫ぶり!
 ぽかぽかと芝生に横たわって、外国人観光客のくれるエサを食んでいる。
 日陰で目を輝かせて剽悍に怪しくうろつき回る城裏の猫と、日向でまったりくつろぐブタ猫たち。
 外国人観光客は城の裏にまでは足を運ばないからね。
 インバウンドもしっかり利用しないと。
 姫路おでんも、姫路チャンポンもおいしかった。
 なかなかの旅でした。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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