オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2017年08月03日

伊佐山紫文9

 週明けは忙しい。
 月曜は関西スーパー(以下「関スパ」)の特売日で、全品(酒などを除く)10%オフになる。
 これに合わせて、一週間分の出汁をとる。
 根昆布、椎茸、イリコはそれぞれ別に一晩水に浸しておき、合わせて、圧力鍋にかける。
 これがだいたい二リットルの、一週間分の魚介系出汁になる。
 出しガラは醤油と梅酢とで煮て、ゴマ油で煎り、弁当のおかずにする。
 それから動物系スープ。
 関スパで買ってきた豚骨と鶏ガラは、まず30分ほど圧力鍋にかける。
 圧力が退いたら、丁寧に油を取る。
 まずはクシャクシャにしたラップで水面を撫でると、油はあらかた付いてくる。
 あとはあく取りシートなどで丁寧に。
 ここに生姜、そして冷凍しておいた一週間分の野菜クズを加え、また圧力鍋で30分。
 なぜ最初から野菜を入れないのかと言えば、野菜の、特にビタミンAなどは油に溶けやすいから。
 せっかくのビタミンを油と一緒に取り除いてはもったいない。
 これで一週間分の豚骨・鶏ガラ・野菜の、動物系スープが出来上がる。
 ペットボトルで冷蔵庫に入れるとプルプルのゼリー状になる。
 魚介系と合わせれば店にも負けないラーメンスープである。
 で、週明けはたいてい味噌が切れる。
 ウチは丹波系の黒豆と京都の麹で西京味噌を作っている。
 塩分が薄いから一、二週間で食べきる。
 そもそも熟成しない。
 ヨーグルトメーカーで一晩で出来上がったものをハンドミキサーで擂り潰して出来上がりである。
 毎朝の味噌汁はこれで。
 私は朝は抜くことにしているから、味噌汁の味は知らん。
 妻も子も残さず食べているから不味くはないのだろう。
 これと先ほどのスープで作る味噌ラーメンは絶品であるが。

 
 

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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