オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年01月11日

伊佐山紫文129

 息子の学校がはじまり、一人の時間、踏み台昇降をしながらのビデオ鑑賞を再開した。
 今年の1本目は、
『ラスト・フェイス』アメリカ(制作年不明)監督ショーン・ペン 脚本エリン・ディグナム
 南スーダンの内戦下、懸命に犠牲者の治療に当たるヨーロッパの医師たち。
 そこには濃厚な愛もあって、なんでこんなところでと思うけれど、こんなところだからこそ、自分の遺伝子を残すべく濃厚に努力しなきゃ。
 おそらく日本では劇場未公開の佳作。
 2本目は、
『ちょっと今から仕事やめてくる』平成29年2017年日本 監督成島出 脚本多和田久美、成島出
 ブラック企業だと思ったら、一刻も早く辞めなきゃって話。
 私もブラック企業に勤めてたことがあるが、労働組合を作ろうとした途端、クビになった。
 まあ、その時は、基本、清々したというのが本音で、あんなところにしがみついていたら今の私はない(今の私の人生が良いのかどうかは、また別問題として)。
 私にクビを告げに来た部長も、
「キミはこんなところにいて良い人間じゃない」
 と言って送り出してくれた。
 この人は京大全共闘の委員長をしていたことがあり、酒を飲んでも妙に馬が合ったものだ。
 その後、この人とは意外なところで再会したが、もう認知症が進んでいて、まともな会話は出来なかった。
 この一本、ちょっと無理な設定ではあるけれど、構成も工夫されていて、ビデオでなら見る価値はあります。
 3本目、
『ダンケルク』平成29年2017年アメリカ 監督・脚本クリストファー・ノーラン 
 まだドイツが圧倒的に優位だった第二次大戦の緒戦、フランス北部の港町ダンケルクに取り残された英兵・仏兵40万の救出劇。
 誰が主役というわけでもなく、英雄もいない。
 ただ、逃げる。
 逃げるのを助ける。
 無意味な死に溢れた戦場。
 これも構成に工夫が見られ、平板なストーリーに厚みを持たせようとしている。
 しかし努力は分かるが、どこか薄い。

 

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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