オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年11月23日

伊佐山紫文228

『名詩名訳ものがたり 異郷の調べ』
亀井俊介、沓掛良彦著
岩波書店
 明治・大正篇と昭和・平成篇の二部構成になっている。
 もう、圧倒的に明治・大正篇が面白い。
  明治・大正篇には、まるで語学と文学が切り離される瞬間に居合わせたような、独特の緊張感が漂っている。
 日本の近代詩は翻訳に始まるから、まさに、日本近代詩の出生の現場と言ってもいいだろう。
 それが昭和・平成篇では、幸せな離婚を遂げた後の、学者と文学者の仕事のどちらを選ぶかって話になりがちで、正直、どっちだってかまわない。
 そのことは昭和・平成篇を担当した沓掛氏にもよく分かっているのだろう。
 随所で言葉が上滑りになっている。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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