オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年12月14日

伊佐山紫文246

 昨日、降って湧いた案件で大阪を歩き回った。
 夙川座の本来業務とは違うのだが、支援者のご相談である。
 徒や疎かには出来ないので、さっそく大阪・梅田に出て、不動産屋を回ろうとする。
 ところが、大手は全て「定休日」の看板を出している。
 で、ハタと気づいた。
 水曜日!
 ダメじゃん。
 取引が水に流れるとかで、関西の不動産屋は水曜定休が多いんだった。
 仕方なく書店で情報を集め、浅川座長(社長)と合流して税理士先生の事務所へ。
 そこで、私たちが頼りにしていた専門家が亡くなったことを知らされた。
 で、他の専門家を紹介されたのだが、なんと、これは全くの偶然で、なくなった方と草野球でバッテリーを組んでいた先生だった。
 その先生の事務所で、これまたその道の実務の専門家を呼んで、非常に実務的で高度なミーティングを持つことになった。
 私もその道にいたことがあるのでよく分かるのだが、いわゆる「センミツ」、千のうち三つしかホントのことがないと言われる不動産業界にあって、これほど本気で誠実なミーティングはそうないだろうと思う。
 これでかかった費用は私たちの交通費+登記簿謄本を取る手数料340円。
 もし昨日が水曜でなく、不動産屋が普通に営業していたら……
 イヤイヤイヤ、誠実に対応してくれたとは思う。
 思いますが、それでも窓口対応に終始して、専門家同士の丁々発止のやりとりにはならなかっただろう。
 結局この案件はペンディングになったが、それでも有意義な一日になった。
 ありがたいことに、浅川座長の人徳によるのか、夙川座は本当に幸運とブレーンに恵まれている。
 降って湧いた案件にも最短距離で対応できたし、ペンディングならペンディングで、それでも新しい人間関係という財産を得ることが出来た。
 タニマチ(支援者)は大事にしなければ、と、まさに大阪の谷町で思ったことだった。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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