2019年04月02日
伊佐山紫文311
『日本人の起源 人類誕生から縄文・弥生へ』
中橋孝博著 講談社学術文庫
タイトルのままの内容。
ただ、縄文と弥生の間の身体的・文化的断絶について結構詳しく書かれているので、「縄文・弥生」と、この二つの時代を「・」で繋ぐのはどうかなと思う。
それで、一読して思うのは、生物学の圧倒的な力。
それも遺伝子を用いた手法の力。
かつてE・O・ウィルソンは大著『社会生物学』(日本語訳は最初5分冊だった。その後、浩瀚な一冊本になった)のラストのラストで人間を扱い、人文系諸科学はすべて生物学の軍門に降ると示唆して猛烈な批判を浴びたものだった。
それが今では……
ドーキンスの『利己的な遺伝子』(これも最初は『生物=生存機械論―利己主義と利他主義の生物学』という得体の知れないタイトルがついていた。この訳本が出た翌年(昭和56年1981年)に大学で生物学を学び始めた私も、すぐに読んで圧倒された)以来、人類学や心理学、社会学や経済学、その他の人文系諸科学のほとんどが進化学や遺伝学の成果や方法を取り入れるようになっている。
ウィルソンの予言は的中したと言わざるを得ない。
生物学を続けてりゃ良かったかな、と、こういう名著に出会うと少し思う。
中橋孝博著 講談社学術文庫
タイトルのままの内容。
ただ、縄文と弥生の間の身体的・文化的断絶について結構詳しく書かれているので、「縄文・弥生」と、この二つの時代を「・」で繋ぐのはどうかなと思う。
それで、一読して思うのは、生物学の圧倒的な力。
それも遺伝子を用いた手法の力。
かつてE・O・ウィルソンは大著『社会生物学』(日本語訳は最初5分冊だった。その後、浩瀚な一冊本になった)のラストのラストで人間を扱い、人文系諸科学はすべて生物学の軍門に降ると示唆して猛烈な批判を浴びたものだった。
それが今では……
ドーキンスの『利己的な遺伝子』(これも最初は『生物=生存機械論―利己主義と利他主義の生物学』という得体の知れないタイトルがついていた。この訳本が出た翌年(昭和56年1981年)に大学で生物学を学び始めた私も、すぐに読んで圧倒された)以来、人類学や心理学、社会学や経済学、その他の人文系諸科学のほとんどが進化学や遺伝学の成果や方法を取り入れるようになっている。
ウィルソンの予言は的中したと言わざるを得ない。
生物学を続けてりゃ良かったかな、と、こういう名著に出会うと少し思う。
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