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2019年04月02日

伊佐山紫文311

『日本人の起源 人類誕生から縄文・弥生へ』
中橋孝博著 講談社学術文庫
 タイトルのままの内容。
 ただ、縄文と弥生の間の身体的・文化的断絶について結構詳しく書かれているので、「縄文・弥生」と、この二つの時代を「・」で繋ぐのはどうかなと思う。
 それで、一読して思うのは、生物学の圧倒的な力。
 それも遺伝子を用いた手法の力。
 かつてE・O・ウィルソンは大著『社会生物学』(日本語訳は最初5分冊だった。その後、浩瀚な一冊本になった)のラストのラストで人間を扱い、人文系諸科学はすべて生物学の軍門に降ると示唆して猛烈な批判を浴びたものだった。
 それが今では……
 ドーキンスの『利己的な遺伝子』(これも最初は『生物=生存機械論―利己主義と利他主義の生物学』という得体の知れないタイトルがついていた。この訳本が出た翌年(昭和56年1981年)に大学で生物学を学び始めた私も、すぐに読んで圧倒された)以来、人類学や心理学、社会学や経済学、その他の人文系諸科学のほとんどが進化学や遺伝学の成果や方法を取り入れるようになっている。
 ウィルソンの予言は的中したと言わざるを得ない。
 生物学を続けてりゃ良かったかな、と、こういう名著に出会うと少し思う。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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