「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年05月13日

伊佐山紫文352


カラスの羽に銀を塗って筆ペンギミックの完成。
2019年05月13日

伊佐山紫文351

『クララ・シューマン 天才のヨメはん』の小道具に羽ペンを探していたのだが、なかなか良い物がない。
 たった一回使うだけなので百均で探して見つからず、本物は高すぎて諦めていた。
 で、先日、ウチのゴミ捨て場が例によって例のごとくカラスの餌場と化していて、お母さん方が恐怖を感じるようになった。
 ここはもう、頼りになるお父さんの出番だ。
『二人のヨシコ 李香蘭と男装の麗人』の小道具片手に颯爽と出て行く。
 通報されても困るので火薬は使わない。
 モーゼルはデカすぎるから、小型のルガーで。
 劇中、男装の麗人が携帯していたやつだ。
 弾はもちろん無しで。
 カラスといえども鳥獣保護法の対象である。
 勝手に撃つと犯罪に当たる。
 あくまでも「フリ」である。
 カラスの賢さを信じて、九階の高さから狙いを定め、
「パチパチパチ」
 と情けない音で撃ちまくる。
 これでもう、ザッと一斉に飛び立つ。
 それでも逃げた先に狙いを定め、しつこく個別に撃ちまくる。
 これを二日ほど続けたら、もう一羽も来なくなった。
 犠牲が出てから来なくなるようなバカではないのだよ、カラスは。
 犠牲が出る前に、危険だと思えば他に行く。
 で、置き土産を見つけた。
 黒いカラスの羽である。
 早速地べたに置いたままアルコールを振りかけて念入りに消毒。
 数日置いて乾燥させれば立派な筆ペンギミックの完成である。
 これを劇中、シューマンがどんな風に使うか、乞うご期待。
プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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