オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年04月06日

伊佐山紫文320

昨年の地震で本棚が崩れ、それを整理していたら面白いものが出てきた。
『PARTNER パートナー 〔女と男の生き方読本〕』
 という小冊子で「編集・発行 大阪市市民局生活文化部女性施策推進課」とある。
 今は「ダイバーシティー云々」と名前を変えているが、まあ、基本、女性問題を扱う大阪市の部署である。
 なんでこれが面白いかと言えば、この冊子の目玉企画、
『パネルディスカッション 21世紀の新しい男女関係を考える。 新男女論』
 に26年前の私がパネリストとして参加しているのである。
 当時、30歳になったばかり。
 写真を見ればもう、カワイイとしか言い様がない。
 これより何年か前、ラジオに出たとき、MCの女性が、
「私の目の前に、本当にカワイイ男の子がいるんです。もう、食べちゃいたいくらい」
 などと紹介され、正直、憤慨した。
 それより前、角川書店(今のKADOKAWA)の編集者として灘神戸生協(いまのコープこうべ)に送り込まれたときも、当時の編集長から、
「容姿端麗、頭脳明晰のうちのエースです」と紹介され、このときも、容姿端麗はいらんだろ、と憤慨した。
 今思えば、なんと傲慢なことよ。
 今なら分かる。
 当時、テレビやラジオや講演会やシンポジウムなど、あちこちで話す機会をもらえてたのは、話す内容より、この容姿があったからでしょ。
 容姿で呼ばれてるのに、内容だと勘違いしてた。
 当時のおばちゃんたちは、こういう男の子(と言っても30前後だが)を見たかったんだよ。
 アイドルですな。
 で、アイドルでしかないアイドルが、
「僕はアイドルじゃない、アーティストだ」
 とかって、勘違いして道を外すように、私もまた、同じようにドロップアウトしたってわけ。
 バカとしか言い様がない。
 イケメンとは違う、この時期だけのカワイさなんだから、それが消えないうちにしっかり利用しろよ。
 まあ、それが出来たらここにはいないわけで。
 それにしても懐かしい。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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