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2019年10月14日

伊佐山紫文412

『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』
大木毅著 岩波新書
 ちょっと話題になっているから読んでみた。
 とかいう、そんなレベルの本じゃなかった。
 第二次世界大戦の主戦場は決してアジアではなかったことが、まずは具体的な数字を持って示される。
 死者の数である。
 日本の戦死者は「二一〇万ないし二三〇万名(中略)充分に悲惨な数字だ。けれども、独ソ両国、なかんずくソ連の損害は桁が違う」。
 戦死だけで一千万以上の命が失われ、虐殺された民間人も一千万、疫病や飢餓で亡くなった民間人が九〇〇万。
 ドイツも五〇〇万以上が戦死し、民間人も三〇〇万人が死んだ。
 まさに著者の言う「人類史上最大の惨戦」である。
 何でこんなことになったのか?
 それは、著者によれば、これが通常の戦争ではなく、ドイツにとっては「世界観戦争」、ソ連にとっては「大祖国戦争」であったからだ。
 当時のドイツはヒトラー、ソ連はスターリンという、最悪の独裁者を戴いている。
 今から思えば、独ソ戦は起こるべくして起きたし、最悪の経過をたどり最悪に近い結末を迎えたのは当然だろう。
 それでも著者は、この戦争を、国家社会主義(ナチズム)と共産主義(スターリニズム)のイデオロギー衝突としては描かない。
 また、ヒトラー個人の愚行とスターリン個人の悪意に帰すこともない。
 あくまでも淡々と、事実だけを積み上げていく。
 まあ、とにかく、読んでみようよ、としか言えない。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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