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2019年10月18日

伊佐山紫文416

息子が「AI時代を迎えて、(もし研究者になったとして)将来役に立つスキル」は何かと聞いてきて、「俺に聞くなよ」と思いつつも「そりゃ英語だろ」と答えた。
 そもそもプログラム言語そのものが英語をベースにしているから、たとえば「print」の意味が分からなければ、印刷さえ出来ないことになる。
 それでも、と、ここからが厄介な話なのだが、プログラム言語とか専門用語とか、そういう基礎的な部分に使う英語さえ憶えておけば、専門的な研究生活であっても、日本だけならそう困ることはない。
 私の大学の先生で英会話に堪能な方など一人もいなかったし、むしろ、外国から来たお客様の案内はもっぱら私が務めていたほどだ。
 先生方は英語の論文は読めていたにしても、発表は全て日本語だった。
 その媒体にしてからが、たとえば『Zoological Magazine』という得体の知れないものだった。
「動物学みたいな雑誌」って、そりゃいったいなんだよ。
 さすがに今では違ったタイトルになったみたいだが、私が学生だった頃は、こんなものがまかり通っていた。
 日本はそれなりに大きな国だし、研究者はみんな優秀だし、日本語だけのコミュニケーションでも、専門的な研究生活は成り立っていたのである。
 だから、もし、日本語で書かれた論文の全てが英語に翻訳されていたら、日本人のノーベル賞受賞者の数は今の二倍や三倍では済まないだろうと言われているのも、これは決して誇張ではない。
 英語圏の書籍を読むと日本の文献など無きがごとしだが、実際には日本語圏では英語圏に負けず劣らず豊潤な研究がなされ、日本語の文献も山ほどある。
 まるでSFでいうような平行世界である。
 けれど、実際には「世界」とは英語圏であり、日本語圏は日本というローカルでしかない。
 どれだけ専門的に優れていようが、英語で発信(プレゼンテーション)出来なければ、(英語圏という)世界的には存在しないのと同じなのである。
 好むと好まざるとに関わらず、これからは「世界」で仕事をすることが必要になる。
 だから、英語を読めるだけではなく、書ける。
 書けるだけではなく、話せる。
 話せるだけではなく、発信(プレゼンテーション)出来る。
 これからの時代、それが大事だと思うんだよ、お父さんはね。
 まあ、お前が何になるのかは知らんが、とにかく単語帳読もう。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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