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2019年11月10日

伊佐山紫文422

映画『蜜蜂と遠雷』令和元年2019年日本
監督・脚本:石川慶
 ピアノコンテストの話。
 なんともはや、こういうコンテストでファイナルに残る連中が、こんな温和でバランスの取れた精神状態でいますかね。
 もっとキリキリカリカリして、寄るな触るな弾けて飛ぶぞ、状態にいるんじゃないか。
 それは良い。
 それぞれの内面がそれなりに描けているから。
 問題は、宮沢賢治の「春と修羅」。
 賢治の生前に(自費)出版された唯一の詩集(本人はこれを「詩集」と呼ぶことを嫌ったが)『春と修羅』をモチーフにしたカデンツァなんてことが、現実のコンテストであるかね。
 まあそれでも、詩集じゃなく、詩(のような)「春と修羅」をモチーフならわかる。
 けれど詩集『春と修羅』の中の一篇「永訣の朝」の、
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
 を「春と修羅」に繰り込んじゃ駄目でしょう。
 映画を観た後、書店で原作を確認したけれど、そこではちゃんと区別しつつ、あえて繰り込んでる。
 これも本来なら駄目。
 だけど、そうしたかったんでしょ。
 あえて目くじらを立てるレベルの作家じゃない。
「永訣の朝」の恐ろしさを知らないからこんなことが出来る。
 それから「ブラ1」と「モーレク」の組み合わせなんて聞いたこともないし、こうやって細部を問題にし出したらきりがない。
 それでも皆さん熱演で、最後は思わず拍手したくなりました。
 これは劇場でどうぞ。
★★★★☆

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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