オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年12月17日

伊佐山紫文470

『いま世界の哲学者が考えていること』
岡本裕一朗著 ダイヤモンド社
 夙川座次回公演、
『レイチェル・カーソン やめなはれDDT!』
 の台本を書くにあたり、今の環境思想が現代思想の中にどのように位置づけられているのか、手軽に知ろうと思って手に取った。
 いや、手軽すぎた。
 第6章「人類は地球を守らなくてはいけないのか」
 には、レイチェル・カーソンの「レ」の字も出てこない。
 そりゃ、哲学の中だけで考えてりゃそうなんでしょうよ。
 この著者は恐らく隠れマルクス主義で、おそらく元ポストモダニストなんだろうから、玉野井芳郎さんの労作、
『エコロジーとエコノミー』(講談社学術文庫)
 くらいには言及すべきじゃないか。
 ただ「地球温暖化」をフェイクと一蹴したロンボルグの「コペンハーゲン・コンセンサス」を取り上げているのは評価しよう。
 その他の論点も基本的には知ってる範囲を出なかったが、考えを整理するのには大いに役に立った。
 良くもまあ、これだけ分かりやすく書けるものだ。

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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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