2019年12月17日
伊佐山紫文470
『いま世界の哲学者が考えていること』
岡本裕一朗著 ダイヤモンド社
夙川座次回公演、
『レイチェル・カーソン やめなはれDDT!』
の台本を書くにあたり、今の環境思想が現代思想の中にどのように位置づけられているのか、手軽に知ろうと思って手に取った。
いや、手軽すぎた。
第6章「人類は地球を守らなくてはいけないのか」
には、レイチェル・カーソンの「レ」の字も出てこない。
そりゃ、哲学の中だけで考えてりゃそうなんでしょうよ。
この著者は恐らく隠れマルクス主義で、おそらく元ポストモダニストなんだろうから、玉野井芳郎さんの労作、
『エコロジーとエコノミー』(講談社学術文庫)
くらいには言及すべきじゃないか。
ただ「地球温暖化」をフェイクと一蹴したロンボルグの「コペンハーゲン・コンセンサス」を取り上げているのは評価しよう。
その他の論点も基本的には知ってる範囲を出なかったが、考えを整理するのには大いに役に立った。
良くもまあ、これだけ分かりやすく書けるものだ。
岡本裕一朗著 ダイヤモンド社
夙川座次回公演、
『レイチェル・カーソン やめなはれDDT!』
の台本を書くにあたり、今の環境思想が現代思想の中にどのように位置づけられているのか、手軽に知ろうと思って手に取った。
いや、手軽すぎた。
第6章「人類は地球を守らなくてはいけないのか」
には、レイチェル・カーソンの「レ」の字も出てこない。
そりゃ、哲学の中だけで考えてりゃそうなんでしょうよ。
この著者は恐らく隠れマルクス主義で、おそらく元ポストモダニストなんだろうから、玉野井芳郎さんの労作、
『エコロジーとエコノミー』(講談社学術文庫)
くらいには言及すべきじゃないか。
ただ「地球温暖化」をフェイクと一蹴したロンボルグの「コペンハーゲン・コンセンサス」を取り上げているのは評価しよう。
その他の論点も基本的には知ってる範囲を出なかったが、考えを整理するのには大いに役に立った。
良くもまあ、これだけ分かりやすく書けるものだ。
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