オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2020年03月11日

伊佐山紫文533

コロナ騒ぎは確かにバカバカしいが、バカバカしいとばかり言っていられないのは、この事態のもたらす連鎖である。
 現実に株価は下がっている。
 つまり、インフルエンザより遙かに弱い微弱なウイルスによる感染が全人口の0.0001%に満たない割合で広がっている(笑)ことを心配した連中がいて、様々なイベントを取りやめ、行動を自粛し、結果、経済活動が縮小し、それを懸念した連中が株を売り、それを懸念した連中が……の連鎖である。
 この連鎖が始まってしまっては、大本のウイルスの危険性の強弱など消し飛んでしまう。
 結局は、皆がどう思っているか、皆がどう思っているかと皆がどう思っているか、の問題である。
 ここでは事実など何の意味も持たない。
 事実ではなく、虚妄、人々が思い込んだフィクションの問題であり、そして、これこそが人が人たり得ることの条件なのである。
 人は虚妄、フィクションを信じることが出来る。
 と言うより、信じ合うことが出来る。
 あの人はこう信じているだろうと信じる。
 愛、宗教、国家……人間らしさのすべてはフィクションを信じるところから始まる。
 もし人が、フィクションではなく、事実のみでしか生きられなかったら?
 映画『ギャラクシークエスト』ではないが、人間関係の全てが消し飛ぶだろう。
 今回のコロナ騒ぎも、人が人であることの証明なのだ。
 だとしても早く収束して欲しい。
 バカバカしすぎるから。


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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