「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2018年10月24日

伊佐山紫文204

『哀愁のトロイメライ~クララ・シューマン物語~』昭和56年1981年東西ドイツ
監督:ペーター・シャモニ 脚本:ペーター・シャモニ、ハンス・A・ノインツィッヒ
 シューマン夫妻についてある程度の知識がなければ、なんだこりゃ、で始まり、なんじゃこら、で終わる。
 ただし、パガニーニ役のギドン・クレーメルをはじめ、演奏は超一流。
 おそらく交響曲「春」は定評のあるサヴァリッシュとドレスデン・シュターツカペレ。
 歌声はディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ。
 背景や衣装も、おそらくあの時代を忠実に再現しているのだろう。
 先日紹介した『クララ・シューマン 愛の協奏曲』はこれの続編として観るのが正解。
 精神を病む前のシューマンが共感を持って描かれている。

ここからは浅川文恵です。
来年6/02日曜日、大阪にてクラシック音楽劇「クララ シューマン 天才の嫁はん」を予定しています。
どうぞお楽しみに!
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2018年10月24日

伊佐山紫文203

『ダーウィンの危険な思想 生命の意味と進化』
ダニエル・C. デネット 著
山口 泰司監訳 大崎 博+斎藤 孝+石川 幹人+久保田 俊彦訳
青土社
 いわゆる「反ダーウィニズム」の本ではない。
 その真逆。
 自然選択というアルゴリズムによって進化が起きるというダーウィンの理論を徹底し、また、あらゆる現象に敷衍しつつ、グールドやチョムスキーの理論的不徹底を糾弾する。
 いわゆる「心の哲学」への入門書としても最適。
 上下二段組750ページも苦にならない面白さ。
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2018年10月24日

伊佐山紫文202

 夙川座次回公演『クララ・シューマン 天才のヨメはん』(仮)のキャストが決まりました。
 アルコールから薬物に溺れ、それでも創造し続けた、ある意味狂気の天才・シューマンと、それを金銭面でも支えるクララ。
 クララを心から応援する母親。
 クララを思いつつ踏みとどまるブラームス。
 ブラームスを愛しながらも身を引くアガーテ。
 謎のジプシー女。
 そしてクララ・ファンの騒がしい女たち。
 等々。
 まだ何も書けてもいないのに、日田では畏友・樋口舞監と浅川座長と『島ひきおに』の極私的打ち上げの場で「クララ」のシーン作りの話で盛り上がり、ついには天才的なモデル製作者でもある樋口舞監に「大ピアニスト養成ギブス」を発注することに。
「大ピアニスト養成ギブス」、これが一体どんなのものなのか、どんな風に使われるか、楽しみでしょ。 
 今回は舞台で表現出来るギリギリの狂気を描きたいと思っています。
 もちろんお笑い満載で。
 そのための布陣は揃いました。
 今晩は前祝いに、とりあえず飲みます!
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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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