「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年08月10日

8月10日の記事





夙川座9月公演 音楽劇「ヤマトタケル 古事記列伝その一」をいたします。

9月22日(祝日)、14時半開場、15時開演。 約1時間の気軽な音楽劇。

クラシック歌曲に新たに作詞、構成、脚本を創作することで、歌と芝居で物語を表現いたします。

会場は、大阪、大丸百貨店心斎橋店の14階にあるホール、大丸心斎橋劇場。



出演は、

ヤマトタケル:田中良和(テノール)、 熊襲タケル:福嶋勲(バリトン)関西二期会、

 オトタチバナ姫:末廣早苗(ソプラノ)関西歌劇団、

ヤマト姫:浅川文恵(ソプラノ)夙川座、 ピアニスト:白藤望

構成・脚本:伊佐山紫文夙川座



全席自由席

入場料は、お一人様3000円(当日3500円) 前売りが完売になった場合は、当日券は販売できません。

主催:夙川座

チケットのお問合せ:夙川座(0798‐55‐8297)*チラシをお送りしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。


チケットのご予約: ぴあ(Pコード:298801)、イープラスでできます。 セブンイレブンにて購入できます。

また、以下のURLから、予約もできます。

http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=34107&

さらに、会場となる大丸心斎橋劇場の窓口にて、販売しております。 

どうぞお楽しみに!


2016年08月10日

昨日の座長と作家15




「バブル崩壊」

座長「辞めて後悔しなかったの? 奥様ガッカリしたでしょうね、せっかく大きな会社に入ったのに」

作家「いや、そもそも物書きになるつもりだったから、出版社は腰掛けとしか考えてなかった。それに雑誌の編集者は忙しい! 休日も祭日もなく働きづめだからね。週の半分は東京だったから、落ち着かないし。フリーになってやっと家で料理とか出来るようになった。妻もホッとしてたと思うよ」

座長「出来た奥様だわ」
作家「フリーになってすぐ、本を書かないかって話も来て、それなりに順調だったんだよね。最初の本は28歳の時に出した」

座長「若い!」
作家「コワイもの無しだから。若いってのは。その後出したタレント本はベストセラーとは行かないまでも、それなりに売れた。すべてに『それなり』がつくのが悲しいが」

座長「そのころテレビに出てたわけね」
作家「まあね。でも、そのタレントが自殺未遂みたいなことをやらかして、僕がそれを予言してた、みたいなことになって、今度は僕が週刊誌から追い回されることになっちゃったんだよね」

座長「追い回されるって……」
作家「妻と二人、飲み会から帰って来たら、アパートの前に記者が立ってたりとか」
座長「怖いわ~」
作家「人の不幸で商売する気はありません、お帰り下さい、って、もうマスコミはお断りってなって、マスコミ・ドロップアウトしちゃったってわけ」

座長「それじゃ、仕事は?」
作家「一つ一つ減っていった。で、バブル崩壊。媒体が消えて仕事そのものが蒸発した」
座長「あれあれ」


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2016年08月10日

8月10日の記事





夙川座9月公演 音楽劇「ヤマトタケル 古事記列伝その一」をいたします。

9月22日(祝日)、14時半開場、15時開演。 約1時間の気軽な音楽劇。

クラシック歌曲に新たに作詞、構成、脚本を創作することで、歌と芝居で物語を表現いたします。

会場は、大阪、大丸百貨店心斎橋店の14階にあるホール、大丸心斎橋劇場。



出演は、

ヤマトタケル:田中良和(テノール)、 熊襲タケル:福嶋勲(バリトン)関西二期会、

 オトタチバナ姫:末廣早苗(ソプラノ)関西歌劇団、

ヤマト姫:浅川文恵(ソプラノ)夙川座、 ピアニスト:白藤望

構成・脚本:伊佐山紫文夙川座



全席自由席

入場料は、お一人様3000円(当日3500円) 前売りが完売になった場合は、当日券は販売できません。

主催:夙川座

チケットのお問合せ:夙川座(0798‐55‐8297)*チラシをお送りしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。


チケットのご予約: ぴあ(Pコード:298801)、イープラスでできます。 セブンイレブンにて購入できます。

また、以下のURLから、予約もできます。

http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=34107&

さらに、会場となる大丸心斎橋劇場の窓口にて、販売しております。 

どうぞお楽しみに!


2016年08月10日

昨日の座長と作家14




「辞めたワケ」

座長「なんであの職場辞めたの?」
作家「もともと体制に無理があって、東京と関西に副編集長が一人ずついたんだけど、東京って、自分たち以外の地方は一段低くみる傾向があるでしょ」
座長「そういうところ、あるかもね」
作家「でも、僕らの場合、スポンサーは関西なんだよね。だから力関係がどうしても捻れてしまう。僕は東京の出版社の社員だけど関西にいて、関西のスポンサーの意向を反映した紙面作りをやろうとするんだけど、それが東京には気にくわない」

座長「はぁ」
作家「スポンサーの無理難題を跳ね返すのが編集だと思ってる人たちには、僕のやり方はスポンサーに媚びへつらってるようにしか見えない」

座長「かもね」
作家「当時、紙面の三本柱ってことで、環境問題、教育問題、アトピーをとりあげてたんだけど、どれもヘタすればクレームの山になりかねないんだよね」

座長「微妙だもんね」
作家「だから、ものすごく気を遣う。それが、『クレーム上等!』、今で言えば『炎上上等!』って感じの東京の編集者たちには気にくわなかった」

座長「今じゃ、あなたみたいな考えの人の方が多いんじゃない」
作家「かもね。で、同じ社内で揉め続けても仕方ないんで、僕が辞めてフリーになって、フリーの立場で関わるってことで決着を付けたってワケ」

座長「なるほど~人に歴史ありってことだね」


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2016年08>
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