「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年10月12日

伊佐山紫文411

大学の何年生のことだったか、ふと思いついて、帰省のついでに父の畏友の家に寄ってみたことがある。
 この人は当時の社会党の県会議員で、議員になる前には県の教育委員会のエライさんも務め、小学生の私が昆虫に興味を示していると知るや、当時としては信じられない程の高級な捕虫網を買ってくれた。
 その後、県会議員になっても、高校生の私が水生昆虫の研究で新聞に載るや、その新聞を買い占めてあちこちに配ってくれたりもした。
 とにかく「この子はとんでもない人物になる」と言って、なにくれと世話を焼いてくれたのだった。
 今は何学部になるのかは分からないが、戦前の京大で文学を学び、学問としてではない、ナマの「文学」を生きる私の父の(トンデモナイ)生き様に圧倒され、崇拝者の一人になった。
 小学生の私は夏休みにはこの人の家に預けられ、政治家としての処世を学ばされた。
 とにかく「この子はとんでもない人物になる」と言われ、県のエライさんの前に出された。
 まあ、確かに「とんでもない人物」にはなったが。
 で、久しぶりに会ったこの人が、このとき、なぜかノーベル平和賞を取るべきだと言いつのっていたのが同志太田薫で、当時の総評委員長にして、今の春闘を作った人物である。
 その業績が評価され「レーニン平和賞」をとってもいる。
 レーニン平和賞……
 人が人を見る目ってのは……
 ちなみに、ヒトラーもノーベル平和賞の候補だったことがある。
 やれやれ……
プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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