「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年03月11日

伊佐山紫文308



大阪市の地域組織「女性部」の幹部会で、
『クララ・シューマン 天才のヨメはん』
 のプレゼンをさせていただきました。
 皆様の反応は大変に良く、ほっと胸をなで下ろしております。
 まだまだ集客は始まったばかりで楽観は禁物ですが、これまでとは違った手応えが感じられます。
 何しろ、宣伝やチケットの取りまとめまで、大組織がシステマティックに動いてくださる訳ですから。
 夙川座もここまで来たんだな、と感慨もひとしおです。
 上演が大成功に終わるまで、一瞬たりと気を抜くことなく頑張ります。
 皆様よろしくお願いいたします。
2019年03月11日

伊佐山紫文307

学生の芝居を見に行った。
 何というのか、そういうものをやりたい時期だというのは分かる。
 俺もそうだったから。
 でも、本(脚本)は選ばないと。
 いや、選びに選んでそうなったんだよね。
 そういうものをやりたい時期だから。
 分かる、本当に分かる。
 だからこそ、本を書いた劇作家に一言言いたい。
「下らねぇ本、書いてんじゃねえよ」
 とにかく長いんだよ、ダラダラと。
 ストーリーも、パズルを作って自分で組み立てる様子を見せるだけ、それでいて、言葉だけは過激。
 本当に下らない。
 けれど、こういうのに若者は反応すんだよな。
 俺も反応してたから、よく分かる。
 で、考えた。
 もし俺の若い頃の本をやりたいって学生が出てきたらどうするか。
 下らないから止めとけって言うかな。
 いや、金次第か。
 でも学生から金は取れんしなぁ。
 新たに書き下ろすからそれをやれって言うか。
 タダでも良いぞって。
 いや、今の俺が書くようなものは、若者はやりたくないだろうし。
 若い頃の中村光夫の名言、
「歳はとりたくないものです」
 って言われそうだな。
 これは、カミュの『異邦人』を巡る広津和郎との論争でのもの。
 後年、中村は、
「文学は老年の事業である」
 と言い放って物議を醸したが、人はみんな年をとるんだよ。
 学生の芝居、本は下らなかったが、久しぶりに若い肉体の塊を生で見て、少し若返ったような気がする。
 さて、仕事するぞ。
「文学は老年の事業である」
 とはいえ、中村光夫の老年時代の仕事が青年時代の作品の完成度を超えることは決してなかったという現実。
 嗚呼。
2019年03月11日

伊佐山紫文306

今日の分、チケット
164枚完成。
まだまだ切ります。
皆さん買ってください。
売ってください。
2019年03月11日

伊佐山紫文305

『ザ・ハント ナチスに狙われた男』平成29年2017年ノルウェー
監督:ハラルド・ズワルト 脚本:ペッター・スカヴラン
 ナチス抵抗もの。
 ノルウェーはナチスに占領され、スウェーデンは中立だった。
 占領下ノルウェーのレジスタンスの生き残りがスウェーデン国境まで逃げる、ひたすら逃げる。
 寒そう、痛そう、ひもじそう。
 ノルウェー人のネットワークに助けられてスウェーデン国境に文字通り滑り込む。
 実話だが、スウェーデンに逃げ込んだって、それでイギリスまでどうやって行ったんだろう。
 当時のナチスドイツとスウェーデンの関係は良好で、スウェーデンの良質な鉄鉱石でドイツは精強な武器を作ったし、スウェーデンは外貨を稼いで裕福になった。
 そんなスウェーデン人が、ノルウェーから滑り込んできたレジスタンスをそのままイギリスに送るかなぁ。
 まあ、実話だってんだから、仕方ない。
 もう少し国際政治の闇を描けていればってことで、★一つ減。
 ただ、映画としては非常に良く出来ている。
★★★★☆
2019年03月11日

伊佐山紫文303

『ザ・ハント ナチスに狙われた男』平成29年2017年ノルウェー
監督:ハラルド・ズワルト 脚本:ペッター・スカヴラン
 ナチス抵抗もの。
 ノルウェーはナチスに占領され、スウェーデンは中立だった。
 占領下ノルウェーのレジスタンスの生き残りがスウェーデン国境まで逃げる、ひたすら逃げる。
 寒そう、痛そう、ひもじそう。
 ノルウェー人のネットワークに助けられてスウェーデン国境に文字通り滑り込む。
 実話だが、スウェーデンに逃げ込んだって、それでイギリスまでどうやって行ったんだろう。
 当時のナチスドイツとスウェーデンの関係は良好で、スウェーデンの良質な鉄鉱石でドイツは精強な武器を作ったし、スウェーデンは外貨を稼いで裕福になった。
 そんなスウェーデン人が、ノルウェーから滑り込んできたレジスタンスをそのままイギリスに送るかなぁ。
 まあ、実話だってんだから、仕方ない。
 もう少し国際政治の闇を描けていればってことで、★一つ減。
 ただ、映画としては非常に良く出来ている。
★★★★☆
2019年03月11日

伊佐山紫文303

『羊の木』平成30年2018年日本
監督:吉田大八 脚本:香川まさひと
 映画と原作を比べるのはあまり好きじゃないが、これはちょっと一言言いたい。
 あの原作を映像化するのに、この監督ですか、と誰もが思ったはずだ。
 マンガで言えば、四コマの名手がいきなり歴史ミステリー長編を書くようなもの。
 これは無理でしょう。
 原作の、やたらとけたたましく、どんでん返しも鮮やかなカタルシスを映像化するにはこの監督とスタッフでは無理だと、関わった誰もが思ったことだろう。
 だから、出来ることを出来る範囲で誠実にやりました、と。
 そんな感じ。
 原作を知らない人にはそれなりに感銘を与えることが出来るかも知れない。
 ただ、原作では、こういうラストにならないように、もの凄い物語的な気配りが効かされてあったんだよな。  
あれはもう、アクロバティックとしか言いようのない力業で、どう映像化するのか楽しみにしていたファンには、もう、ガッカリとしか言い様がない。
 原作の努力をゴシゴシと消しゴムで消すような。
 それでも、これはこれで一つの世界にはなっている。
★★★☆☆
2019年03月11日

伊佐山紫文302



2/28『産経新聞』朝刊に広告を出しました。
大阪市内版です。
2019年03月11日

伊佐山紫文301



夙川座六月公演『クララ・シューマン 天才のヨメはん』が、企画として「大阪市男女共同参画のまち創生協会」の協力を得ることが出来ることになった。
 この団体、長い名前だが、昔の町内会婦人部や婦人会館運営委員会の連合組織と思ったらいい。
 大阪市全部を網羅しているから、ここの協力が得られるというのは、宣伝と集客を考えた場合、メリットは計り知れない。
 それだけに審査も厳しく、チラシの第一弾には間に合わなかった。
 時間的なことも考え、本来は無茶なやり方だけれど、若い頃の自分を信じて、少々ゲリラ的に営業してみた。
 これが当たった。
 私の昔の名前がまだ使えた。
 実はこの「創世協会」の理事長とは三〇年来の付き合いで、最近は疎遠になっていたけれど、昔は毎週どこかで顔を合わせていた仲である。
 仕事も紹介し合ったし、一緒に仕事を作ったりもした。
 そういう、若い頃の信頼関係が今の仕事にもつながっているんだなと、改めて思ったことだった。
 もちろん、トップがゴーサインを出したからと言って、実際に動いてくれる民間の幹部の方たちが納得してくれるとは限らない。
 これから数度にわたるプレゼンを経て、どのようなご協力が得られるのかが決まってくる。
 ここからが人間力の見せ所。
 観たい、人に勧めたい、と思っていただけるかどうか。
 とにもかくにも、全力を尽くして頑張ります。
 とりあえず今日はカッター片手にチケットを作ります。
 切って切って切りまくりです。
プロフィール
notebook
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2019年03>
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