「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年12月06日

伊佐山紫文459

『磔のロシア スターリンと芸術家たち』
亀山郁夫著 岩波現代文庫
 農業集団化で何百万もの人々を死に追いやり、また、反対派の知識人を容赦なく殺しまくったスターリンを、本書は芸術家たちとの関わりの中で、芸術家たちの側から描き出す。
 そこに浮かび上がるのは、冷酷な独裁者ではなく、まして凡庸なロシア男でもない、ファシズムに怯えるロシア人が自ら作り上げた恐怖のシステムの頂点にいて、芸術についての判断を迫られる怪しげな素人である。
 とにかく芸術家はスターリンに評価して欲しい。
 周りの意見に左右されずに。
 そうすればきっと理解してくれる……。
 私たちの目からは阿呆としか言い様がないし、実際、そんなことをしても殺されるときは殺される。
 そんな世の中が嫌なら、自らその世を去るしかない。
 亡命か、自殺か……
 スターリン時代を生きた人々は、と言うか、スターリン時代を作った人々は、自分たちが、自分たちにとって、どれほど恐ろしいシステムを作り上げているのか気づいていなかった。
 とにかく、イタリアやドイツ、そのほかの国に蔓延しつつあるファシズムが恐ろしかったのだ。
 特にドイツのナチズムは東方の大地の無民族化と、自分たちの入植に伴うスラブ人(ロシア人)の奴隷化を公言している。
 これはもう、ドイツにヒトラーがいるように、ソ連にも偉大な指導者が現れなければならない。
 確かにスターリンは政争によって独裁者となった。
 しかし一方では、独裁者を求める民衆がいたのである。
 事実、ナチス・ドイツはロシア人を奴隷化すべく、絶滅戦争を仕掛けてきた。
 泥沼の殺し合いとはこのことだ。
 人の命の軽いこと、軽いこと。
 スターリン曰く、
「一人の死は悲劇だが、万単位の死はただの統計である」
2019年12月06日

伊佐山紫文458

『ノー・マンズ・ランド 西部戦線』平成26年2014年オランダ
監督・脚本:クラース・ヴァン・アイケレン
 お勉強のためと思って見始めたが、お勉強にもならなかった。
2019年12月06日

伊佐山紫文457

『スノー・ロワイヤル』令和元年2019年アメリカ
監督:ハンス・ペテル・モランド 脚本:フランク・ボールドウィン
 息子を殺された除雪作業員が除雪車を駆って復讐に走る。
 そこに先住民の麻薬密売マフィヤもからみ、少々トチ狂った警察官は見当違いの捜査を始め、結局は大騒ぎの結末へ。
 これで良いのか?
 良いんでしょうよ、悪の組織が二つ壊滅したんだから。
 なんだかなぁ……
★★★☆☆
2019年12月06日

伊佐山紫文457

『泣くな赤鬼』令和元年2019年日本
監督:兼重淳 脚本:上平満、兼重淳
 かつての教え子と病院で再会。
 その教え子は末期のガンで助からない。
 野球部で言うことを聞かず、結局はグレて学校も辞めてしまった。
 まあ、普通の教師の対応としては、こんなもんなんだろう。
 それが苦い後悔となって蘇る。
 恐らく原作に由来する人間造形に甘いところがあるが、泣ける。
★★★★☆
2019年12月06日

伊佐山紫文456

『ガルヴェストン』平成30年2018年アメリカ
監督:メラニー・ロラン 脚本:ニック・ピゾラット
 病に冒され、組織に裏切られ、娼婦を連れての逃避行。
 行き着いた先が「ガルヴェストン」。
 まあ、どいつもこいつも、どうしようもないわ。
 それでもみんな少しばかりの良心にすがって生きている。
 生きて来たからこその再会もある。
★★★★☆
2019年12月06日

伊佐山紫文455

『フォルトゥナの瞳』平成31年2019年日本
監督:三木孝浩 脚本:坂口理子、三木孝浩
 未来が見える。
 ただし、死ぬこと限定。
 死にゆく人が透けて見える。
 で、大事な人が透けだしたら?
 ラストが冗長。
★★★☆☆
プロフィール
notebook
notebook
学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2019年12>
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリ
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人