「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2019年09月07日

伊佐山紫文384

ビデオ『ある女流作家の罪と罰』平成30年2018年アメリカ
監督:マリエル・ヘラー 脚本:ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ
 食い詰めた女流作家が手を染めたのは文書偽造。
 有名作家の手紙を偽造して高値で売る。
 次第に自分自身が有名作家になった気がしてきて、これはこれで悪いもんじゃない。
 けれど、現実はFBIの捜査が進んでいて……
 やってることはゲスの極みなんだけど、知的で、痛快でさえある。
 音楽がまた、オシャレ。
 この女流作家、一連の事件を自分で描いてベストセラーになり、こんな傑作映画にもなったわけで、全く、物書きにとって何がチャンスか分からない。
 個人的には80年代の小物が楽しい。
 MacintoshⅡとかね。
 これからはライターがデザインもやるんだと、百万以上を投じて買ったもんだった。
 結局はあんまり使わなかったけどね。
★★★★★
2019年09月07日

伊佐山紫文383

ビデオ『ニセコイ』平成30年2018年日本
監督:河合勇人 脚本:小山正太、杉原憲明
 対立する暴力団の娘と息子が、抗争を防ぐためにニセの恋人を演じる羽目に。
 リアルなところが何一つない、どこを切っても荒唐無稽な設定。
 な割には、安定したストーリー。
★★★☆☆
2019年09月07日

伊佐山紫文382

ビデオ『家へ帰ろう』平成29年2017年スペイン、アルゼンチン
監督:パブロ・ソラルス
 まるで『リア王』か(末娘はコーディリアだし)と言うような始まりで、何が何だか。
 ところが主人公のユダヤ人らしき老人が、パリで一人、電車乗り換えに奇妙なこだわりを見せ始めてから、物語は一気に進み出す。
 老人は収容所の生き残りで、友を探しにポーランドに行く途中だったのだ。
 ヨーロッパ各地で受ける親切に、かたくなな老人が次第に心を開いていく。
 その様子が淡々と、暖かく描かれる。
 感動のラストに思わず涙。
★★★★★
2019年09月07日

伊佐山紫文381

ビデオ『人魚の眠る家 』平成30年2018年日本
監督:堤幸彦 脚本:篠崎絵里子
 脳死状態にある体を電気を使って動かす技術。
 これをわが娘で試す。
 脳死の我が子が動くことで家族の何かが壊れていく。
 悲しい。
 我が子の死は悲しいし、それを認められず、技術に頼る親も悲しい。
 この監督の、おそらく最高傑作。 
★★★★★
プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2019年09>
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