2016年10月02日
音楽劇「ヤマトタケル 古事記列伝その一」リハーサル風景8





ラストはオトタチバナ姫を亡くし、一人刀も持たずに東の山に入ったヤマトタケルは、山の神と出会う。 山の神は、ヤマトタケルが心に引っかかる自分が成敗した熊襲タケルの姿として、目の前に現れる。
山の神から、卑怯なやり方で、手荒なことをしてきたことを突き付けられる。
ヤマトタケルは、山の神と会ったことで、足も萎え、動けなくなり、その場で倒れてしまう。
2016年10月02日
昨日の座長と作家51

「西宮と神戸事件」
作家「明治元年当時、尼崎藩はいまだ徳川派で、それで、西宮で警護を命じられた備前藩(岡山県)の軍が神戸、今の三宮あたりで列強と小競り合いを起こしたのが神戸事件なんだ」
座長「で、西宮は」
作家「備前藩の隊はその後六甲山に迂回して、西宮に入って駐屯してた」
座長「でも、西宮には何も史跡って残ってないよね」
作家「探したけど、見つけられなかった。知ってる人がいたら、是非教えて欲しいくらい」
座長「神戸には残ってるの?」
作家「三宮神社に史跡碑が建ってる。あと切腹した滝善三郎の位牌が神戸の永福寺にあるらしい。記念碑は見せてもらった」
座長「それだけ? 大変な事件だったんでしょ。なんでそんな小さい扱いなの?」
作家「明治政府が徹底的な箝口令をひいたからね」
座長「なぜ?」
作家「だって、維新の大義の一つに攘夷、外国を排斥するってことがあったわけでしょ。それなのに、外国のイチャモンを受け入れて、何の罪もない侍を一人切腹させたなんて、こんなことが知られたら、政権の根本が揺らいじゃうからね。なかったことにされてしまった」
座長「ひどい話」
作家「滝善三郎の辞世の歌が残ってる。『きのふみし 夢は今更引かへて 神戸が宇良に 名をやあげなむ』この「宇良」は「うら(浦)」ね、「港」と読んでもいい。きっと、後世の神戸の人が自分のことを忘れずにいてくれると信じてたんだろうね」
座長「なのにすっかり……」
作家「忘れられてる」
座長「たった一人で責任を負って……」
作家「集客してる座長みたいだね」
座長「重さが違うでしょ!」
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