「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年10月12日

昨日の座長と作家62



「歌曲のみで」

座長「オペラの曲より、歌曲を使おうよ」
作家「それはまた、どうして」
座長「オペラアリアだと、どうしてもぶつ切れ感があるでしょ」
作家「だよね。本当はもっと続いてるんだし」
座長「その続きが聞こえる人もいるんだよね」
作家「僕だって聞こえるよ」
座長「でしょ。でも、歌曲ならそれがないわけで」
作家「完結してるしね、それだけで」
座長「そうなのよ。前に、源氏物語をシューベルトでやったよね」
作家「うん」
座長「あれは綺麗だった。まとまってたし」
作家「そう思う」
座長「前回の『ヤマトタケル』は登場人物ごとに歌曲の作曲家を分けて、雰囲気を作ってたよね。あれも良かった」

作家「そういうことが出来るのも、うちの強みだと思うよ」
座長「だよね。もう歌曲だけでいかない? オペラは『曽根崎心中』でやりつくした感があるよ」

作家「かもね。オペラアリアになると、どうしてもオーケストラが聞こえてしまうしね。実際はピアノだけだから、寂しく感じる」

座長「歌曲だけでやってみようよ」
作家「そうしてみようか」



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2016年10月12日

昨日の座長と作家61





「一月は行く……」

座長「出演者のことを考えたら、稽古場所が(中略)で、けど(中略)のことを考えたら(中略)となるわけで・・・えっとお~~」

作家「ちょっと、落ち着いて」
座長「色々と気を使って、決めるまでが大変なのよ」
作家「わかるけど」
座長「台本が上がってきたら(中略)や(中略)もしないといけなくて、だから、こういう細かいことは今やらないといけないの。 先ず、大事なのはキャスティング。 キャストが決まったら、ひたすらスケジュール調整が前半の仕事。 ここが、上手くいけば、後は予定に沿っていくだけだから。」

作家「それはそうだけど」
座長「12月はクリスマスだ、年末だで、あっという間でしょ。 一月はお正月があるから始まりが遅い。 二月は短い。三月はもう一か月前だってんで、色々バタバタするでしょ」

作家「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」
座長「なのよ」
作家「で、四月に死ぬ」
座長「アホ! 縁起でもないこと言わないで。」
作家「それでも落ち着いて、しっかりやっていこう」
座長「うん。 次回も素晴らしい出演者だよ!」




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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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