「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年10月06日

昨日の座長と作家56



「忙しい」

作家「ああ、忙しい、忙しい」
座長「仕事はどう?」
作家「ラストだけ残して、九割方出来上がった」
座長「一日で!」
作家「まあ、そんなもんだよ」
座長「先方はそんなに速いとは思ってないでしょうに」
作家「仕方ない。こっちはこっちのペースでやらないと」
座長「それにしても一日でそんなにね。何枚書いたの」
作家「44枚」
座長「……」
作家「普通だよ。売れっ子なら」
座長「なんで、売れっ子にならなかったんだろうね」
作家「過去形で言うのやめてもらえる」
座長「これからがあるものね」
作家「そうです」
座長「夙川座もね」
作家「もちろん。ああ、忙しい、忙しい」


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2016年10月06日

昨日の座長と作家55




「日田公演」

作家「息子の小学校の運動会で、三人に声かけられた、テレビ観ましたって」

座長「『よーいドン!』のこと?」
作家「そう」
座長「声かけられたとき、どんな感じで応対してる?」
作家「『ハァ、ありがとうございます。来年四月にも公演しますのでよろしく』みたいな感じ」

座長「偉いわね、ちゃんと宣伝して」
作家「来てくれないとは思うけど、一応ね」
座長「宣伝、大事よね。そう言えば、貴方の故郷の日田で公演しないかって話……」

作家「パトリアでね。出来たらいいなとは思うけど、僕らは現地にいないわけだから」

座長「日田で実行委員会みたいなのを作ってもらわないといけないってことね」

作家「そう。宣伝、集客、その他をやってくれる組織が現地にないと難しい」
座長「そういう組織、日田に作ってもらえて主催してくれたら、出来そうだね。」

作家「これまでそんなこと、考えてもみなかったからねぇ……どうだろ」
座長「日田で観たい、って声をかけてくれるお客様はいるからね。」
作家「観たい、ってだけじゃ、なかなか」
座長「確かに。舞台するのは、大掛かりじゃなくても、結構お金も動くし。でも、呼んでくれたら嬉しいね。」

作家「う~ん、とりあえず目の前の仕事を片付けるよ」
座長「貴方にも色々入って来てるからね」
作家「おかげさまで」
座長「でも、そのうち、日田でもやろうね」
作家「うん。必ず」


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

< 2016年10>
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