「夙川座」やってます!

オリジナル脚本のオペレッタや、朗読とのコラボ、ポピュラーヴォーカルとのコラボなど、様々な場所、お客様に合わせたコンサート、舞台を企画しています!! 夙川、苦楽園がベースです。 どうぞよろしくおねがいいたします。
2016年10月15日

昨日の座長と作家64




「白鳥の歌」

作家「次回の選曲もまとまってきたね」
座長「そう。シューベルトの『白鳥の歌』を軸に、イタリア歌曲を少し」
作家「なんで、『白鳥の歌』って言うか知ってた?」
座長「知らない。何か意味があるの?」
作家「白鳥って、死ぬ前に、自分の人生で最高の歌を歌って死ぬんだって」

座長「そうなの! 知らなかった」
作家「よく、指揮者なんかが死んだら、最後のコンサートのCDのあおり文句が誰々の『白鳥の歌』なんて言われたりする」

座長「へえ~~。この場合は……」
作家「シューベルトの最後の歌集で、死んでから出版されたからね」

座長「それでか、納得するね」
作家「神戸事件で切腹する瀧善三郎は三十二歳、シューベルトも三十一歳で死んだし、なんとなく響き合うものを感じてね」

座長「なるほどね。 出来上がりを楽しみにしてます!」


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プロフィール
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学生の頃から、ホールや福祉施設、商業施設などに呼ばれる形で歌ってきましたが、やはり自分たちの企画で自分たちの音楽をやりたいという思いが強くなり、劇作家・作詞家の伊佐山紫文氏を座付作家として私(浅川)が座長となり、「夙川座」を立ち上げました。

私たちの音楽の特徴は、クラシックの名曲を私たちオリジナルの日本語歌詞で歌うという点にあります。

イタリア語やドイツ語、フランス語などの原語の詩の美しさを楽しみ、原語だからこそ味わえる発声の素晴らしさを聴くことも良いのですが、その一方で、歌で最も大切なのは、歌詞が理解できる、共感できる、心に届くということもあります。

クラシック歌曲の美しい旋律に今のわたしたち、日本人に合った歌詞をつけて歌う、聴くことも素敵ではないかと思います。

オリジナル歌詞の歌は50曲を超え、自主制作のCDも十数枚になりました。

2014年暮れには、梅田グランフロント大阪にある「URGE」さんで、なかまとオリジナル歌詞による夢幻オペラ「幻 二人の光源氏」を公演いたしました。

これらの活動から、冗談のように「夙川座」立ち上げへと向かいました。

夙川は私(浅川)が関西に来て以来、10年住み続けている愛着のある土地だからです。
地元の方々に愛され、また、夙川から日本全国に向けて、オリジナル歌詞によるクラシック歌謡の楽しい世界を広げていきたいという思いを込めています。

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